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漏えい水の線量率は上方修正&プールの冷却ポンプは再起動

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東京電力

3行まとめ

 


漏えい水の線量率が上方修正。(70μm線量当量率(β線):0.01mSV/h→0.02mSV/h
・漏えい水のふき取りが完了し、8日午前2時45分に漏えい検知器の警報が解除
・4号機使用済み燃料プールの一次系冷却ポンプは8日午前6時に起動。


0.01mSV/h→0.02mSV/hという、0.01の些細な数字の上方修正のように思えるが、これは単位がミリシーベルトなので、
100μSV/h→200μSV/hという、1時間あたり100μSVも上昇修正されたのである。
10μSV/h→20μSV/hと、1時間あたり10μSV上方修正されたのである。
(訂正、8日19:12。ケンパルに注意され訂正する。)

そのような高線量率の作業、漏えい水のふき取りを、午前2時45分に完了とのこと。
深夜までの作業員の方々の作業に本当に感謝する。

重ねて、作業員の方々の待遇改善、放射線防護を要望する。
サイフォン効果という初歩的なミスの漏えいで、深夜の高線量作業など、再発が無いようにして頂きたい。

前記事:4号機の漏えいはサイフォン効果
前々記事:4号機使用済み燃料プール一次系ポンプが自動停止

 

【東京電力からのご連絡】
福島第一原子力発電所4号機廃棄物処理建屋漏えい検知器動作に伴う使用済燃料プール代替冷却系の自動停止について(続報4)‏

報道関係各位一斉メール(続報4)
報道関係各位一斉メール(続報3)



(東京電力からのメール、続報4:17:11、続報3:

 

 

────────────────────────────────────
             東京電力からのご連絡
────────────────────────────────────
報道関係各位

○本メールは、事前に「深夜・早朝における連絡先」の登録のお申し込みをいた
 だいた方にお知らせしています。

○昨日からお知らせしている、福島第一原子力発電所4号機廃棄物処理建屋漏えい
 検知器動作に伴う使用済燃料プール代替冷却系の自動停止について、続報2でお
 知らせした漏えいした水の表面線量の数値のうち、70μm線量当量率に誤りがあり
 ましたので、以下のとおり訂正いたします。

 正 70μm線量当量率(β線)0.02mSv/h
 誤 70μm線量当量率(β線)0.01mSv/h

(続報2でお知らせした内容を訂正したもの)
-----------------------------------------
○漏えいした水の表面線量は、1cm線量当量率(γ線)0.07mSv/h、70μm線量当
 量率(β線)0.02mSv/hであり、高線量のβ線は確認されず、バックグラウンド
 と同程度でした。
-----------------------------------------

○ 本メールには返信できませんのでご了承ください。

<お知らせ済み>
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○昨日(11月7日)お知らせしております、福島第一原子力発電所4号機廃棄物処
 理建屋漏えい検知器動作に伴う使用済燃料プール代替冷却系の自動停止につい
 ての続報です。

○当該漏えい検知器周辺の床面の拭き取りが完了し、本日(11月8日)午前2時
 45分に当該警報が解除されました。

○また、使用済燃料プール代替冷却系の一次系ポンプについては、起動準備が整
 ったことから、午前6時に起動いたしました。運転状態に異常はありません。

○午前6時25分現在の使用済燃料プール水温は15.9℃であり、自動停止時の16℃
 と比べ、変化はありませんでした。

○ 本メールには返信できませんのでご了承ください。

<お知らせ済み> 平成26年11月8日訂正
-----------------------------------------------------------------------
○漏えいした水の表面線量は、1cm線量当量率(γ線)0.07mSv/h、70μm線量当
 量率(β線)0.02mSv/hであり、高線量のβ線は確認されず、バックグラウンド
 と同程度でした。

○また、漏えいした水の分析結果は、以下のとおりです。
 ・セシウム134:1,800Bq/L
 ・セシウム137:5,600Bq/L
 ・コバルト60 :41Bq/L

○分析結果については、工事用水(淡水)がフォールアウトによる床面汚染を取
 り込んだものと判断しました。

○今後、床面の拭き取り、ならびに仮設ホースの片づけを行い、準備ができ次第、
 使用済燃料プール代替冷却系の一次系ポンプの再起動を実施します。

○ 本メールには返信できませんのでご了承ください。

<お知らせ済み>
-----------------------------------------------------------------------
○現場を確認したところ、当該漏えい検知器周辺に約1m×約2m×深さ約1cmの
 水たまりがあり、検知器近傍に敷設されていた仮設ホースから水が流れている
 ことを確認しました。

○このため、周囲を調査したところ、屋外に設置されていた工事用水(淡水)を
 溜める仮設プラスチックタンク内の停止中の水中ポンプから、サイフォン効果
 により、仮設ホースを通じて水が流れ込んでおり、当該ポンプを取り外したこ
 とにより、水の流入は停止しました。
 漏えいした水については、堰内に留まっており建屋外への流出はありません。

○なお、使用済燃料プール代替冷却系の配管に漏えいは確認されませんでした。

○今後、水が流れ込んだ経緯について調査するとともに、漏えいした水の分析を
 行います。

○ 本メールには返信できませんのでご了承ください。

<お知らせ済み>
-----------------------------------------------------------------------
○11月7日午後10時59分頃、福島第一原子力発電所4号機の廃棄物処理建屋にお
いて漏えい検知器が動作し、使用済燃料プール代替冷却系の1次系ポンプが自
動停止いたしました。

○4号機については、11月5日に全ての使用済燃料の移動作業が終了しており、
 現在は新燃料180体のみが保管されていることから、プール水温の上昇はありま
 せん。
 なお、停止時の4号機使用済燃料プール水温度は約16℃です。

○現在、現場状況等の調査を行っております。

○その他のプラントパラメーターの異常、モニタリングポスト指示値の有意な変
 動は確認されていません。

○本メールには返信できませんのでご了承ください。

                                  以 上

 

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