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地下水で1回1回汚染が検出される度に報告対象として扱う物ではないと考えております

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12月 25, 2014
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おしどりマコちゃんの質疑部分文字起こし

001DSC_0847
2014年12月15日東京電力定例会見

 

おしどりマコ

まずグラウトの動画についてうかがいます。

モックアップの動画は公開されないのでしょうか。

 

 

東京電力白井氏

実際にモックアップをしたのは9月ですが、お見せた動画の3つめ、長いメジャーがついたものがありますが、あれが協力企業ふくめて確認して出てきたときの画像です。

 

 

おしどりマコ

あれが監視評価検討会でも議論上にあったモックアップですか。

 

 

東京電力白井氏

そうでうね。
その時、一番最初に打設した所のシーンのみ、動画が見つかったので今回公表しました。

 

 

おしどりマコ

あの、監視評価検討会では

「実験室での評価や、距離の短いものではなく、やり直しの聞かない施工なので、限りなく現状に近いモックアップをしろ」

との指示が出ていたと思うのですが、最終的に現状に近い形でのモックアップというのが、あの3つ目の動画になるのですか、確認ですが。

 

 

東京電力白井氏

これは監視評価検討会の時に、既に写真等も含めて、模擬の水槽を作ってそちらで打設するといったことで報告さしていただいてるものです。

そこの、、、。

 

 

おしどりマコ

距離的や形状的に限りなく現状に近いモックアップという物の。

あれが最終形態という事なんですね。

あれ以上のモックアップはしていないということですね。

 002DSC_0852

 

東京電力白井氏

そうです。

長さ約100メートルの水槽を作ってモックアップしているという事で既に公表してると思いますが、その時の映像になります。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

温度や形状など、現状に近いものではやってないとですね。

わかりました。

サブドレンのNo.20についてうかがいたいのですが。

12月13日公表されている資料で、全βが最高値、170Bq/L 出まして、

サブドレンNo.20は全βもトリチウムも上昇傾向ですが、これについて何か評価はされているのでしょうか。

 

 

東京電力白井氏

サブドレンNo.20については、一連の2号機のサブドレンの関係で濃度が上がった時から、1週間に一度ぐらいデータを取って監視している状況です。

若干上がってはいますが、現状これでどうなるかといった評価は特に行ってません。

確認をしていきたいとは思いますが、特に大きな急激な上昇ではないので今後も確認していきたいと考えてます。
003DSC_0862

 

おしどりマコ

あのー、 上昇傾向でここ最近の測定が毎回最高値を更新している上に、今回の測定では一桁上がってきたのですが。

それでこれは全βは170Bq/L ということで、Sr-90をだせば排水の告示濃度限度を超えていると思うが、これは10月に事故報告基準の見直しが発表されましたが、地下水ということで、別にフェイシングされている地下水ではありませんので、

排水の告示濃度限度を超えた地下水、Sr-90を超えた地下水があるということで、これはそんなに評価する必要はないのでしょうか。

されていないようですが。

 

 

東京電力白井氏

先ず、上昇しているとお話しされてますが、12月3日には60Bq/L 近くに下がったりしているので一本調子に上がっていると、

継続して上がっているものではないと思います。

で、No.20や18、19も含めてですが、地下水分析をしてどのようになるか監視を継続している状況です。

 

 

おしどりマコ

あ、すみません。

前回、60Bq/Lで最高値だったんです。

で、また更新して170Bq/L になったんです。

その前は20いくつだった。

 

 

東京電力白井氏

11月27日に190というのがありますので。

でその前は67になったり、上がったり下がったりで変動しているのが現在の状況になるかと思います。

で、サブドレンとしては今、おいおい、ご説明さしていただいているといったところですが、No.18、No.19、No.20も含めて、汲上げた水について浄化をして、その浄化をした時

の水をきちんとサンプリングして分析したうえで排出するという計画をしています。

ですので、この1箇所のみと、一箇所がどうなるといったものではなくて、全体として考える必要があるかと考えます。

 

 

おしどりマコ

わかりました、すいませんあの、今ですね、排水の告示濃度の報告基準の改訂されたものを見直したのですが。

調査不足で分からなかったので教えていただきたいのですが。

現在、CsやSr-90など、地下水で告示濃度限度を超えた場合は特に報告対象になっていないのでしょうか。

環境中に排出しているという考え方には当らないのでしょうか。

 

 

東京電力白井氏

今おっしゃってるのは

「サブドレンである程度の濃度、 サブドレンや地下水とかで濃度が高い水が見つかれば、一つ一つが報告対象になるのか」

という意味の質問かと思いますが。

 

 

おしどりマコ

はい。

 

 

東京電力白井氏

基本的にそれを環境中にそのままの状態で出しているとか、それが外に出ていると、漏れているのではなくて、入ってきているものを検出しているという位置づけになっているんだと思っています。

 

 

おしどりマコ

あ、すみません。

その10月に報告基準が見直しされましたが、

フェイシングされた堰内にあるものであれば、環境中に出ていないということで、報告対象ではないという事が今年の10月に発表されたが。

地下水の場合は、特にフェイシングされた堰内ではありませんので。

その扱いがどうなっているか、について伺いたいのです。

東京電力は「報告対象ではない」という事なのですね。

 

 

東京電力白井氏

そうですね。

地下水で1回1回検出される度に報告対象として扱う物ではないと考えております。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

それは規制庁側の指示も同じだという事で、、すみません。

規制庁に確認します。

では、海から確か4m程度離れているNo.1護岸エリアのNo.1-8の井戸が、これも上昇傾向でトリチウムが最高値を12月1日に 71,000Bq/L をだしましたが。

この様に地下水や、色んなエリアの地下水が、最近になって過去最高値をどんどん出してまして。

そして、前回も質問しましたが、港湾と外洋を分けて、港湾口の測定値も上昇傾向で高い値をキープしているのですが、

昨年夏、汚染水の漏えいが見つかってから、、、。

今年の夏から、各地点の測定値が上昇傾向なのですが。

これはどのように東京電力は評価されているのでしょうか。

あの、先週質問しましたが、事故直後よりは減っている評価で、今年1年のトレンドの評価は確認していないと伺いましたので。

 

 

東京電力白井氏

長期としての評価は継続して実施しています。

今現段階で、ここ、夏以降、幾つかの場所については上がっているものがあるかも知れないけれども、逆に下がっているものもございます。

そういったことで引き続き監視をしながら評価していく事になると思います。

ありとあらゆるものが全部上がっている、上昇しているそんな状況にないと思うので、引き続き、監視を継続していくという事になります。

 

 

おしどりマコ

福島県の調査で12月6日に採取した大熊のキツネメバルが、230Bq/kg という過去最高値を出したのですが。

この様に水産庁や厚労省や福島県での魚の放射性物質の測定値というのも上昇傾向であったり、過去最高値を出したものもあります。

地下水や海水の測定値が、汚染土が過去最高値を出したり、上昇傾向であったり。

これはもう、汚染水が海に流出しているものが上昇しているか、もしくは常に大量のものを出している。

という様な示唆があるのですが、それについては如何ですか。

 

 

東京電力白井氏

先ず、あの、海の方に汚染の水がまるっきり出ていないと、いった事はことはないと考えてございます。

これは以前にそういった物が出ていると。

濃度としては薄いですが、引き続きそういった汚染した地下水が外に出ていることで、そういった事は既に話しをさしあげてます。

で、それを食い止めるために、最終的に先ず、海側の遮水壁を閉じる計画をしています。

当社としてそういった対策は現在実施をしていることいった事になるかとおもいます。

であと、そういったいろんな所での、サンプリングや評価結果はあるとは思いますが、

それについては今後も継続して、総合的に見た上で考えたいと思います。

であと、福島県や、他の所、魚とか、そういった所のサンプリングとか、そういった物は当社だけ単独でやっているものではなくて、全体としてのモニタリング結果の中で評価しているものですので、そういった所も承知おき頂ければと思います。

後あの、魚等については、それなりに高い物もあるかも知れませんが、

全体として、その基準を超えるものの数は減ってきているといったものも実体かと思いますので、必ずしも上がっている物だけではないとご留意を頂ければと思います。

 

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おしどりマコ

継続して評価をされていることは勿論存じてますが。

では、上昇傾向なのか、下降傾向なのか、海に流れている汚染水がどのような状況になっているのか、昨年の8月、6月に地下水の汚染が見つかってらずっと調査されてますが、

その途中段階での取りまとめは出されないのですか。

何時質問しましても「継続して評価している」とお答になられますので。

確実に様々なデータを見ましても、今年の8月から各地点での地下水、海水の測定値が上昇傾向なんですが、それは「継続して評価している」というお答えのみなのでしょうか。

 

 

東京電力白井氏

そうですね。

当社として8月以降、どうなっているか個別にした評価結果はございませんので、これはまとまった段階でお話しする事になるかと思います。

ただ、え、あっ、以上です。

 

 

おしどりマコ

はい、わかりました。

 

 

東京電力一杉氏

おしどりさん、すいません。

お一方の質問続いてまして、他にもまだいらっしゃるかも知れないんで、

もしよければ一旦、、、。

 

 

おしどりマコ

いえ、ラスト1問なので、すいません最後までよろしくおねがいします。

明日公開されるデータについてですが。

12月1日に姉川常務が仰っていた。

柏崎刈羽原発メモの公表はそれに入っているのでしょうか。

 

 

東京電力白井氏

、、、、、、、、、、、、、。

 

 

おしどりマコ

12月1日に柏崎刈羽のメモについて質問しましたが。

姉川常務のご回答を書き起こしましたが

『柏崎刈羽においてテレビ会議を見ながら文字起こしをしている記録があるのは、私も承知をしておりますし、私自身も読んでおります。

出すべきものがでているのかを見た上で、そしてまた存在するの者があるのであれば、追加の調査をします。』

というお答えを頂いているのですが、この姉河常務が仰った、読んでおられた柏崎刈羽のテレビ会議を見ながらのメモはどうなっているのでしょうか。

 

 

東京電力白井氏

先ず、明日、公開するのは、先程お話ししました様にデータですので、メモとゆったものではありません。

で、先程、お話しのあったメモについては、社内としてそういった内容については、

データ、あの社内の、、報告書?等、中に、その内容としては記載されていると考えています。

 

 

おしどりマコ

いえ、3月15日の分は存在はしなかったんだが。

そのことについて質問をしております。

社内報告書の中に3月15日のメモ、動向、発言というのは入っておりませんでした。

 

 

東京電力白井氏

いま、おしどりさんが仰ってるのは、3月15日の記録だけの話しをされてるのですか。

 

 

おしどりマコ

いいえ、全般ですが、柏崎刈羽で3月15日に取られておられたメモというのが存在するのですが、その内容は社内事故調には記載されておられませんでした。

ですので、その確認を依頼しております。

 

 

東京電力白井氏

引き続き確認さしていただきたいと思います。

 

 

おしどりマコ

宜しくお願いします。

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待ち時間も資料をチェックするおしどりマコ

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