2016年3月17日原子力定例記者会見

2016年3月17日原子力定例記者会見

おしどりマコ
2号機のミュオン調査について。
名古屋大学と東芝の昨年3月のミュオン測定ですが、先ほど「荒い」とおっしゃいましたが、これ100メートル先を数十cmの精度で、と言うことで物理学会で発表されていたようです。割と精度が高いという事。
あと、2号機と5号機を測定して比較していて、2号機は炉心領域、圧力用域には燃料がないことを既に出しておられますが。
これをまた、改めてそれを確認するために見るということなのでしょうか?


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東京電力川村氏
主に炉心領域を見た、と云う風に名古屋大学のやつは伺っております。
その炉心領域に有るのか、無いのかというのを。
ですから、お釜の底の部分までというのは今回は角度の関係で見る事は出来ますので、そこで明確に判断していきたいという事になります。


おしどりマコ
なるほど。確かに炉心領域と圧力領域を名古屋大と東芝は見ていますが、RPV(原子炉圧力容器)底部を見ていないという意味では、1号機測定もそうでしたが。
これは1号機ももう一度、透過法でお釜の下を、RPV底部をみるということなんですか?


東京電力川村氏
繰り返しになりますが、ミュオンだけで全て解明しようとは思っておりませんので。
1号機はロボットを入れることも検討していますので。
そういった複数の調査を組み合わせたうえで、まあ本当に必要かどうかと云うのはその時点で判断する事になります。
今の時点では特に追加という計画はございません。


おしどりマコ
わかりました。
2月25日に、、、。


東京電力白井氏
追加させていただきます。
1号機の場合は建屋の周りに建屋カバー等が設置されています。
ですので、建屋にあまり近づけない都合もございます。
そういった点で実施できるかどうか。
そういった測定ができるかどうかも今後の測定する必要があるかどうかという判断に入ってきます。


おしどりマコ
わかりました、ありがとうございます。
2月25日に廃炉汚染水対策チーム会合の事務局会議にて、IRIDの提出資料で、デブリの評価についての事なんですが。
1号機、2号機ともミュオンは測定済みで、3号機だけが測定なしという風な資料をIRIDが提出しておられるんですが。
これは2号機は名古屋大測定の事を言っていて、今回、東京電力としては初めてということなのでしょうか?


東京電力白井氏
どの資料のことを仰っているか分かりませんが、IRIDとしてミュオンの測定を2号機でやった事はありません。

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おしどりマコ
研究開発プロジェクトの進捗状況という資料で、表になっているものです。
1号機、2号機、3号機のPCV内部調査ミュオン測定。熱バランス方評価など、デブリの評価の中で、ミュオンの測定は1号機、2号機の評価はあり、3号機のみ測定なしなんですね。
これはIRIDにきいたほうが早いんですが。
これは、3号機のみが測定無しとなっていて、2号器の評価がもう出ていて「測定済み」になっているというのは、これは東電として初めてという事ですね?


東京電力白井氏
東京電力等が、あ、私がえー、存じてる限りとしては、IRIDとしてのミュオン測定は2号機ではやっておりません。


おしどりマコ
はい、わかりました、ありがとうございます。
別件で、地下貯水槽について。
No.1周辺の観測孔 A-11~A-17が、今までNDだったけれども、全βが確認されたという事で。
A-16と A-17というのは山側ですよね。
山側も最高値がでたという事ですか?


東京電力川村氏
ごめんなさい今、資料を探しているんですが、仰る通り山側の方でもでているという事ですね。


おしどりマコ
わかりました。
これ、モニタリングの方ではまだ出ていなかったので、山側の観測孔がどの程度の最高値になったのか、もしわかれば口頭で教えていただきたいのですが。


東京電力川村氏
調べればわかるので調べます。いまちょっと手元にありませんのですいません。


おしどりマコ
わかりました、宜しくお願いします。
過去、2013年に地下貯水槽が漏洩した時にも質問しているのですが、ベントナイトシートは15倍の吸収力がありますが、それ以上を超えた場合の対応、ベントシートナイトをどのように撤去するのか、という計画はあるのでしょうか?


東京電力白井氏
質問の意図は、ベントナイトシートを撤去するのか、という事でしょうか?


おしどりマコ
はい。
それとベントナイトシートの給水限界がきている場合についての評価です。


東京電力白井氏
基本的に現在、地下貯水槽については、今後、撤去するかどうかもまだ決められるものはございません。


おしどりマコ
なるほど。
元々ベントナイトシートはせん断応力が弱いので、法面などには使用しない、もしくはベントナイトが給水時にシートどうしが滑るので、法面には使用しないという事がもともと言われていますが。
2013年に漏洩があってから、もう既に3年が経ったが、ベントナイトシートの法面で使っている場合の耐用限界をどのようにお考えですか?


東京電力白井氏
え、そこについてはわからないので確認さして頂きたいと思います。
ただ、地下貯水槽については、今のところ撤去等の予定は入っておりません。

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おしどりマコ
まだないという事ですね、わかりました。
では、ベントナイトシートの法面仕様の耐用年数はどのように評価しているのか。
現在、漏えいが見つかっているので、ベントナイトシートに給水があるとしての評価で出してくれるよにお願いします。
で、別件ですが。
No.1護岸エリアの地下観測孔No.1について。
これは最高値が全βが14,000Bq/L。Sr-90が16,000Bq/Lということで、全βとSr-90が逆転しているが。これは過去、数え落としなどでこういうことが見られましたが。
この逆転現象はどういうことになってるのか教えていただけませんでしょうか。


東京電力白井氏
この件に、そう云う件については、数え落としがあった時に既に話し済みのことかと存じております。


おしどりマコ
いえいえ、今年、、、。


東京電力白井氏
全βの測定については、非常に誤差が大きいということで説明しておりますので、その言葉一つになるかと思います。
Sr-90については、核種一つを特定して計測しておりますけど、全βについては、非常に処理、あくまでも迅速に出す事を目的に計測したもので、そういった精度が非常に良くないことは既に説明済みのものでございます。


おしどりマコ
わかりました。
では、この14,000Bq/L というものは、今年3月8日の最高値なのですが、この程度の逆転は誤差の範囲だという事ですね。


東京電力白井氏
、、、、、。


おしどりマコ
2000Bq/Lの逆転は。


東京電力白井氏
全βについては、非常に精度が悪いという事で既にご説明している通りであります。


おしどりマコ
わかりました。
ではNo.1が全β、Sr-90とも、今年になって、毎回のように最高値を更新しているという事で。
以前、「海側遮水壁を閉じたので、地下水の水位が上がって高濃度の汚染水が溜まっているような所に触れているのではないか」と、ご説明を頂いたのですが。
そのNo.1のすぐ横にあるNo.1-17、1m、2mしか離れていないNo.1-17は、水深が5mで、No.1が水深16m。
水深の浅い方 No.1-17に、そのような影響が出ておらず、水深の深い方No.1がどんどん最高値がでているという事は、先だっての説明が当たらないと思うのですが如何でしょうか?

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東京電力川村氏
地下で起こっていることというのは、先ほどおしどりさんが仰った高濃度の所に触れたのではないかという事も、考察の一つとして、おそらく説明したものであって。
そういった証拠がる訳ではありませんし、また、やはりその地下にあるということは、測定を続けながら?データを集めて?
確からしい考察なりしていくしか無いですね。
見ることができないから。
やはりっ!一番大事なのは、海側遮水壁をきちんと閉じて、滲み出るものを抑えていく事が一番大事な事で。
それを私たちはきちんと去年の秋からですが、できていると考えています。
で、その、どっかの井戸が上がったり、さがったり、という事は、これからもおそらくあります。
陸側遮水壁なんかの運用を開始すれば、またやはり水の流れは変わるでしょうから、上がったり、下がったりあると思いますが。
やはり、大事な事は、海の方にしみ出させていかないということで、それはしっかり守っていきたいとは思いますし、何が起こっているという事に関しては、地面の下の事ではありますけど、データを蓄積して、何らかの評価をしてご説明していく事は必要になりますし、それはやっていくつもりです。

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おしどりマコ
はい、ありがとうございます。
一つの井戸だけの評価を見ているだけではなく、傾向を見て質問しているのですが。
御存知の通り、No.1というのは、護岸エリアの汚染が一番早く。ここがきっかけに汚染が見つかったものです。
2012年12月の測定で汚染が見つかり、それからずっと測定ているものです。
それが今年になって、3月になってもまだ最高値を更新していると。  
それで、海側遮水壁を閉じたのは去年の10月ですね。
で、3月になってもまだ最高値を2012年から測定していたものが、最高値を更新し続けているというのは、特になにも評価はない。
今のところなにも分らないという事なんですね。


東京電力川村氏
どこからか、あらたに、、、。


おしどりマコ
No.1が一番データがあるところなので。


東京電力川村氏
はいはい。どこからか新たに生まれることはありませんので、元々やはりどこかにあったものが、水に紛れて流れていったんだろうと。
で、海側遮水壁を閉じた事で地下水が今まで流れなかった乾いた所まで地下水が上がっていきましたから、どこかで拾ったことは間違いありません。
分析されているわけですから、出てきている事には違いない。
その出てきているものが、最近どこかで新たに生まれたものではなくて、やはりっ 5年前の事故を起こした事をきっかけに出たものが、どこかに留まっていたと。
場合によっては、その土が 触れないで留まっていたと。
それが水位が上がった事で、もしかしたら拾った、かもしれない。
でもそれもしかしたらっていう事で証拠があるわけではありません。


おしどりマコ
はい。


東京電力川村氏
全体を見た上で、あの、考察はさせてもらえればと思います。


おしどりマコ
はいありがとうございます。
いつもご説明される水位が上がったというのが、浅い方で出ていなくて、なぜ、深い方が出ているのか?ということが聞きたかったんですが。
いいです。わからないということで。ありがとうございます。
で、別件ですがK排水路について。
3月15日が、また限度を超えたものが出ているという事で。
これは降雨による表層土の流入のために上昇したもの。という※印がついてるのですが、気象庁の浪江町のデータを見たところ。
3月15日は1時から9時までまで降雨量はゼロです。
3月14日は8.5ミリ1日であるのですが、ちなみに3月9日も同様に8.5ミリありますが、翌日は出ておりません。
過去からK排水路で濃度限度を超えたものが出ている際、この降雨による表層土の流入のためというのが。
降雨量が少ないにもかかわらず、もしくは降雨がないにもかかわらず、この記載がある場合があるのですが。

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東京電力
、、、、、、。

 

おしどりマコ

すいません、説明していただけますか?
もしくは、降雨によると言うのなら、ここの1F構内で降雨量ははかっていま、、。


東京電力川村氏
雨は降ってますよ? あの、浪江のなにかゼロかわかんないですけれども、敷地の中は確かに降っています。


おしどりマコ
ですよね、そうご説明されるので。
「降雨による表層土の流入」とおっしゃるなら、敷地内の流量をお示しいただけませんか?

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東京電力川村氏
、、、、。


おしどりマコ
あの、基本的な計算は浪江町の気象庁データを使っておられ。
この場合の表層土の流入云々の時は、敷地内の流量という事で。
それではわかりませんので。


東京電力川村氏
、、、。
す、す、すいません。
手元にありませんので確認します、それは。


おしどりマコ
はい。
あの、降雨によって濃度限度を超えている場合は、敷地内の降雨量をお示し下さい、宜しくお願いします。


東京電力川村氏
ごめんなさい最後、途中で、おしどりさんからさっきご質問があった。
山側の地下貯水槽の3月3日に240ベクレル。
17番ですね、3月3日の240Bq/L というのが、おそらく一番大きな値かと思います。
手元にある資料では。以上です。


おしどりマコ
ありがとうございます。
山側はA-16とA-17がありますがが、A-17と言うことですね。


東京電力川村氏
そうです。


おしどりマコ
No.16も一応、最高値は出てるんだですよね。


東京電力川村氏
A-16は100Bq/Lだそうです。


おしどりマコ
ありがとうございます。

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