おしどり       ポータルサイト/OSHIDORI Portal

おしどりマコ・ケンの情報発信サイト/OSHIDORI Portal        

都合のいい表現で説明し、マコちゃんに一々指摘されて謝罪する東京電力

Byoshidori-makoken

5月 20, 2016
LinkedIn にシェア
[`yahoo` not found]

(サミット期間の平日作業を、休日作業と同等扱いにする理由は「テロ対策ではない」と東京電力は強調している)
2016年5月19日東京電力記者会見
2016年5月19日東京電力記者会見
おしどりマコ

まず、サミット期間中に作業を停止することに関して。

先程川村さんは、「通常の作業はやる」というふうにおっしゃっておられました。

これは1号機カバー解体・タンク解体・汚染水移送などを停止し、土・日の状態にするとまあ、定例のモニタリングのみを行う土・日状態にするということで前回伺ってたのですが、それでいいですよね?

「通常の作業」と仰ってましたが、土日状態ですよね?
 東京電力川村氏

はい、イメージ的にはその通りです。





おしどりマコ

土日状態ですよね?

平日行っている作業を全て取りやめる。

ということでしたよね?





東京電力川村氏

はい、あのそれに近い感じですね。





おしどりマコ

それも通常の状態と仰るんですか?





東京電力川村氏

あ、ごめんなさい。

「通常の状態」という言葉の、まあ僕が使った言葉の意味と、おしどりさんのご理解いただいた意味がちょっとずれたかもしれませんが、いつもやってる仕事、24時間?

冷却みたいな、平日だろうが休日だろうがやっている仕事を、すいませんわたしは、さっき、そういうつもりで「通常」という言葉を使ってしまいました。

そういう意味です。





おしどりマコ

わかりました。

休み状態にして平日の作業を取りやめると。

先週の木曜日の会見では、「26日・ 27日の作業停止を今年3月末に決定した」というふうにご回答いただいたのですが。

25日も作業後停止することを決めたのはいつですか?
 image
 東京電力川村氏

あごめんなさい、私のちょっと認識不足で、一緒の時期ですね。

5・6・7、三日間。

3月の末です。





おしどりマコ

3月の末に全て決めていたと。

では、先週木曜・今週月曜もこの問題は質疑に上がっていましたが、その時はなぜ25日という情報は出なかったのでしょうか?




image
東京電力岡村氏

本社岡村でございます。

月曜日の本社側の定例会見等でですね、あの、同質問が出ておりました時に。

「サミット期間中」というキーワードでお答えしたつもりでした。

その際に、前日も含めて三日間、25日・ 26日・ 27日は通常状態と違って少し休部を増やすと、そういうご説明をすればよかったのですけれども、そちらの点につけましては、説明が足りなかったということでお詫びしたいと思います。





おしどりマコ

はい、わかりました。

では月曜日は白井さんがこれについてお答えになっておられましたが、先週の木曜会見では白井さんが私に26日・ 27日と、日にちを仰っておられたのですが、サミット期間中ということでそれははっきりと「サミット期間中の26日・ 27日の本番は休みだ」と。

明確に26日・ 27日の日にちでお示しいただいてたのですが。





東京電力岡村氏

お答えも同じ形になろうかと思います。

サミット期間中ということで26日・ 27日ということでの、ご返答というご理解でいただければ幸いでございますが。

まぁ前日も含めて三日間お休みさせていただくという事になります。





おしどりマコ

分かりました。

木曜会見での日にちが漏れていたのは、たまたま情報を把握してなかった。若しくは、言い忘れていたということですか?

では?

先週の木曜日に26日・ 27日と何度も明言されていたのは。





東京電力川村氏

すいません、サミット期間中という頭で話をしていましたので、そういう説明になっちゃったのかもしれません。

申し上げありません。



image
 おしどりマコ

ん?なので(公表されたのが)26日・ 27日の本番のみだったのは言い忘れていたのか、情報把握が出来ていなかったか。

という事ですか?

あの(サミット期間中という)頭というのはわかりましたので。





東京電力川村氏

えーと、ご質問にお答えするという意味でそういうことになったんだと思います。

すいません。

あの6 ・ 7という中心の説明になったということですね。

ですから、把握はしていたけれどもやり取りの中でサミット期間中という質問でそれに答えるという事を通して、その中でそういうお話になっちゃったと。





おしどりマコ

私、何度も先週の木曜日に日にちを提示して。

例えば「15日・16日は大臣級会議会合がつくば市である」と、「21日からは仙台市で財務大臣・銀行総裁の大臣級会合がある」。

という事で26日・ 27日だけか?

と日にちをかなり正確に示していただきたい。

という事で26日・ 27日しか出なかったのですが。

何故25日が先週の木曜に出なかったのか、というのは。

「サミット期間中という頭だった」ということでは少し不正確なように思うのですが。
 image
 東京電力川村氏

申し訳ありません、あの不正確なところがあったんだったら、それは申し訳ありません、しかないんですが。

まあ、サミット期間中という議論の中でお答えをしましたので他の場所みたいな、ほかの日にちについては明確にそうではないという事はご説明をしたと思います。





おしどりマコ

わかりました。

で、先週木曜日の会見からその後、会津市・郡山市・福島市に行き。

その他いわき市や須賀川市や相馬市や様々な福島県の方々に取材していたのですが。

サミット期間中作業停止すること、に対して。

先般からご説明の「異常を早く把握し発信する」という理由は「では、現在はそうやっていないのか?」

と福島県の方々の皆様はお怒りだったのですが。

あの、このことを地元の方にサミットの期間中「異常を早く把握し発信する」という理由でご説明されるということなんでしょうか?

「今はそうしていないのか」とお怒りだったのですが。





東京電力川村氏

いえあの、ですからあの異常を仮に見つけたとしてもですね、何をやるかといったら今と同じですよ。

連絡をしたり、お知らせをして手続きを、、、はい。

何も変わりません。





おしどりマコ

ですよね。





東京電力川村氏

仕事の範囲を少なくして、まぁそういった事がもしも、あった時に早く見つけるように、ということです。





おしどりマコ

通報公表基準がありながら、サミット期間中「より早く異常を把握し発信する」というのは。

では、「現在平日の作業をやっている時はやってられないのか?」と「なぜサミット期間中と通常とで差をつけるのだ」という質問なんですが。

あのサミット期間中にかかわらず地元の方々は住んでいらっしゃいますので。





東京電力川村氏

あの、繰り返しですけれども仕事のやり方は何も変わりません。





おしどりマコ

ですよね。





東京電力川村氏

、、、連絡とかって何も変わらないです。

あの、おしどりさんが冒頭おっしゃったとおりですね。

平日の状態をそのまぁ、土日みたいな。

状態にするというだけで、なんらその手続き的な事とかルールみたいなものは変わりません。
 image
 おしどりマコ

すいません、繰り返し川村さん。

きちんとご回答して戴きたいのですが。

平日の状態も、福島県の方々は住んでおられるんですね。

なので、サミット期間中だけ平日の作業を土日のみのものにし。

定例のモニタリングのみにし。

1号機カバー解体・2号機がれき撤去・フランジタンク解体やその他の作業を取りやめるのは何故か?と。

何も問題がないのなら、平日は平日の作業をずっとお続けされたらいいのにもかかわらず、サミット期間中平日の作業を取りやめる理由です。

これはあの、福島の方々が皆さん納得されておられませんでしたので。

私からの質問ではなく。

改めて聞いてほしいと。





東京電力川村氏

あの、ですから回答同じになってしまいますが。

平日でも休日でも私に達の通報連絡ですとか、監視のレベルは何も変わらないです。

あの、そしてそのサミット期間中は休日扱いにするみたいな事ですから。





おしどりマコ

ですよね、ですから何も変わらないのならなぜ平日は平日の作業をされないのか?

という福島県の方々の素朴な疑問です。

あの、何も変わらないのなら作業をされたらいいじゃないですか。





東京電力川村氏

え、手続きとかルールは何も変わりません。

あの手続きやルールはね。

じゃあ現場は何が変わるの?

と言うとですねやっぱり、この現場で働く人の数が減るとかですね、作業をやっている現場の数が減るとか。

そういう変化はあります。

ですから何も変わらないというのは、ごめんなさい。

手続きやルールは何も変わらないけれども、現場的にはその平日が日曜扱いになれば、作業をやってる現場の数も少なくなるし、作業する人の数も少なくなる。

だから、何かあった時に見つけやすい、ということですね。

image
 おしどりマコ

わかりました。

あの質問がたくさんありますのでらちがあきませんので!

すいません、東京電力御社はそのご説明で福島県の方々にご理解いただけると、納得いただけるという事で、そうご説明されているのですよね?

それでよろしいですか?

確認です。





東京電力川村氏

いえあの、だから誰にどうこう、というよりも私たちはそのそういう方針で、今回臨みます。

というご説明です。

それで、繰り返しですけれども。

平日だから、休日だからといって管理のレベルが変わるということはありません。





おしどりマコ

すいません、「誰にどうこう」ではなく。

福島県の方々に住んでいるにもかかわらずサミット期間であれば、平日作業を休日作業にするという。

その整合性の取れたご説明として、今のご説明でご理解いただけるとお考えですか?という。

質問に答えてください!

YesかNoぐらいの質問ですので。





東京電力川村氏

今の休日と同じ事をやりますので、「今度の日曜は休日です」という事と全く同じですから、そこはご理解いただけると思います。
 image
 

おしどりマコ

はいすいません、あの福島県の方々は、わりと状況をよくご存知で、今回平日作業を止めるということは、去年の1F、2F、柏崎刈羽とで死亡事故が続いた時に安全総点検をした時と。

そして、去年(2015年)3号機で使用済み燃料プールから燃料交換機20トンを引き上げた時と。

その2回。

1F由来の原因で作業をとめた2回と今回で3回目ですよね?

平日作業を止める理由が福島第一原発の敷地内での事ではなく、三重県の伊勢志摩サミットでの理由だという事で、それはどうしてなのか?と素朴な疑問を皆さんお持ちなんですね。

それに対してきちんとご説明できるのか?と。

いつも同じ事をやっているのなら、なぜ作業を止めるのか?と。

そのご説明でいいのなら、それで次に行きます。





東京電力川村氏

まず、作業を止めるというのが違いますよあの、、。

規模を縮小するだけです。





おしどりマコ

いやいや、土日作業にするのですよね。

すいません、あの、らちがあかないので岡村さんご回答いただければ。

平日作業を止めて、土日も含め二日間休日状態になりますよね。

って前回おっしゃっておられましたよね?
 image
 東京電力広報シシクラ氏

あのすいません、繰り返しなりますので。

回答のほうは繰り返しになりますので、あのよろしければ

次の質問に、、。





おしどりマコ

平日作業を止めるという事の認識は、川村さん、お持ちですよね?

「定例、定例」と仰るんで、さっき仰いましたよね?

すいません、岡村さんご回答いただければ。

土日も含めこれ5日間休みになるということですよね?

そうおっしゃっておられたんで、今ここの会見での公表では違う事を言われるというのはとても疑問なんですが。





東京電力広報シシクラ氏

すいません、ちょっとご質問のご趣旨がちょっと。





東京電力川村氏

はい、すいません。

どこがちょっと違いましたっけ。

て、定例、ん。





おしどりマコ

はい。

休みになるんですよね?

平日作業を休まれると、仰ったじゃないですか?

川村さん。

そういう事ですよね、休日状態、土日にするという事で。

土日作業、7000人から1000人ぐらいに減らすという作業をされるんですよね?

それは共通の見解でよろしいですか!





東京電力川村氏

あの、休止とか中止じゃなくてちゃんとその、冷却だったり監視だったりは人ってのは必ずいますから。

もう完全に中止して、誰もいなくなっちゃうっていうことではありませんよ。





おしどりマコ

はい、もちろん存じております。

それは去年の安全総点検の時もFHMの引き上げの時もそうでしたよね。

土日状態にしたじゃないですか!

それと同等の扱いをされるんじゃないですか!

そうでしょ?

安全総点検で数週間休まれて。

8月2日にSFPからFHMを引き上げる時に、休日状態にされたじゃないですか。

それが今回は別だとおっしゃるんですか?

それなら私の見解が違うのでおっしゃって下さい。
 image

東京電力

、、、、、、無言状態、、、、。





東京電力本店広報

す、すいませんあのご意見あのー、、。
 image
 おしどりマコ

あ、ご意見じゃない!

質問です!

見解が違うなら行ってください。

去年の安全総点検とFHM引き上げの時と、今回の25日・26日・27日が平日だけれども、休日扱いと同じ作業にするというのが。

違うなら仰って下さい。

それは私が間違ってるんで。





東京電力川村氏

あの、具体的に作業の項目がどうか。

どうこうというのは今はちょっとわかりませんけれども。





おしどりマコ

じゃあわかる方にお答えしていただきたいんで!

すいません、岡村さんご存知であれば。

現場におられたんで。

安全総点検の時とFHM引き上げと、今回25日・26日・27日の日にちを休日作業にするというのは同等の扱いじゃないですか?

違うなら仰って下さい、すいません私が間違えてるんで。





東京電力岡村氏

繰り返しになりますのでこれが最後にさせていただきたいと思いますけれども。

あの、休日なのか平日なのかという事よりも、しっかりとですね従前2度ほど行いましたけれども。

通常やっている水処理ですとか、パトロールですとか、そういった重要なオペレーション。

これは継続いたします。

それ以外の例えばクレーン作業、いろいろな建設作業そういったものは手を止めてしっかりと三日間は作業を絞ってですね、異常がないかどうかを、よりフォーカスして備える。

というところを我々判断しております。

ですので、従前と違う状況にはないこの三日間になろうかと思います。

前やった事と同じような状態を三日間継続して備える、と言う判断でございます。

ちょっとこれ以上のやりとりは差し控えたいと思います。





おしどりマコ

わかりました、了解です。

すいません、岡村さんあの、確認ですが。

その安全総点検とFHMの時と違うという事ですか?

同じだという事ですか?

それだけご回答いただければ。





東京電力岡村氏

同じという理解でよろしいかと思いますが。





おしどりマコ

わかりました、ありがとうございます。

では、別件ですが。

廃棄物建屋連絡ダクトの充てん作業をされていると思いますが。

これ、なぜ汚染水が入ったかわからないが。

原因追及したか、分からなかったので充てん、という事で。

もうこれは原因追及はもうしない、ということでよろしいでしょうか?





東京電力川村氏

はいその通りです。





おしどりマコ

原因追求はしない。

わかりました。

では別件で。

月曜日の会見で、地下貯水槽No.6の漏洩検知孔の濃度が上がっていることに関しての白井さんのご説明について。

「漏洩検知孔に検出されていないので、貯水槽からの漏洩では無い」。

と漏洩検知孔漏洩の判定基準として用いてらっしゃいます。

では、地下貯水槽No.1の漏洩検知孔の濃度が上昇して1ヶ月半になりますが、これ未だに地下層貯水槽の漏洩を原因とせず、評価を出されておられないのはどうしてでしょうか?

整合性が取れないと思うのですが。





東京電力川村氏

あの、評価の結果っていうのがまだ出ていませんので、調査を継続していますので、まあそういう意味での評価結果というのはお示ししていないかと思います。





おしどりマコ

はい、あの漏洩検知孔というのは地下貯水層の漏洩を検知するために作られた検知孔ですよね?

なのでNo.6に関しては漏洩検知孔を判定基準として使われておられると思うのですが。

その理解でよろしいですか?





東京電力川村氏

すいません、漏洩検知孔の判定基準というのは、ごめんなさいどういう意味でしょうか?





おしどりマコ

漏洩検知孔。

前回、No.6の漏えいに関して白井さんが「漏洩検知孔に検出されていないので、貯水槽からの漏洩ではない」というふうにご説明されておられましたので。





東京電力川村氏

えっと、No.6の漏洩検知孔はですね、水が全然なくてですね水そのものがずっと採れたことがないんですね。





おしどりマコ

存じてます。





東京電力川村氏

ずっと一回もとれてないですね。

ですから何もその、分析も何もできていないはずなんです。

水が何も採れていないんですから。

ですから、そこで何か判断するとか、そういうことはないと思います。

水が採れてないですから。





おしどりマコ

わかりました。

で、ちょっと回答が得られないので。

ええ地下貯水槽も原因がわからないまま撤去の計画が持ち上がっていますが。

これは廃棄物建屋連絡ダクトと同じように、汚染水の放射性物質の濃度の上昇があっても評価や原因追及をしないまま撤去していくということなんでしょうか?

「それは無い」と以前おっしゃいましたが。

評価がなかなか出てこないので。





東京電力川村氏

えっとまず、原因追求をやめるということはありませんので、原因調査は継続します。

それから撤去についても、撤去の検討を今やってますので、まぁ撤去を確実にします。

という決定はまだできていません。

撤去の検討を始めていると。





おしどりマコ

2013年に、地下貯水槽の漏洩があった際に、こちらの記者会見で私が厚さ6.4ミリのベントナイトシートが、給水限界が来るまでおそらく汚染水にさらされているので。

劣化予測をどのようにしているのか?

という事を2013年当時小野さんに質問しております。

劣化要因として高濃度の放射性物質を含んだ水にさらされていますので、ベントナイトシートは何年持つのか?という事を2013年に聞いているのですが、それの評価はされておられますか?





東京電力岡村氏

本社岡村です。

こちらは本社会見でも何度かご質問いただいてまして、いくつか調べましたけれども。

ベントナイトシートそのもの自体は非常にいわゆる、耐性の強いものでございますので。

一般的な屋外で使用するようなものになります。

何か高いレベルの汚染水が染み込んだ可能性は充分あると思いますけれども、それによって耐久性が落ちて、ボロボロになるですとか、そういうような類のものではございません。

ただ、先ほど申し上げてますように原因の追及は引き続き今後とも、データを見ながら続けてまりたいと思っております。

ベントナイトにもともと汚染水が染み込んでいて、そういったものが何か影響しているのかどうかにつきましても、原因の1つとして考えてまいりたいと思っております。





おしどりマコ

はい、ありがとうございます。

確かにベントナイトシートは耐久性が高いものですが、劣化要因として紫外線や、汚染濃度の高い水に長時間さらされた場合というのは、様々論文や仕様書に上がっております。

もし、ご存知ないのであればお送りいたします。

劣化予測、劣化要因、まぁ紫外線は今回無いですが。

濃度の高い水に3年さらされているということで、何らか劣化予測はされておられない、という事なんでしょうか?

「耐久性が強いので劣化しない」という判断でずっと地中に入れているということなんでしょうか?

逆に。





東京電力岡村氏

ベントナイト自体になにかそのバウンダリーとしてのですね、強い構造強度を持たせているわけではありません。

遮水シートとして、多重の構造体を構成してますので、ベントナイトの方は一番最終外壁という位置づけで使っています。

まぁ、そういったものの影響についてもですね引き続き考えて参りたいという風になってしまいますけれども、お答えになりますでしょうか?





おしどりマコ

2013年から聞いているのですが、ベントナイトは大体15倍の、1gで15ccくらいまでの吸水能がありますよね?

で今回、その最終外壁であるベントナイトシートを。

継ぎ目なのか、どこから漏れたのか分かりませんが。

ベントナイトシート最終外壁を超えて2013年に環境中に出た。

なので、吸水限界を超えたベントナイトシートが、今後どのように環境中に影響を与えるのか。

劣化予測がどのようになっているのか。

で、岡村さんもご存知だと思うのですが。

ゼオライトも、ベントナイトもモンモリロナイト系の鉱物は確かに様々なものを吸着しますが、長年かけて放出しますよね?

微量。

なのでその影響をどう予測されているのか?

ということもご回答いただきたいのですが。

あの、2013年から聞いておりまして。
 image
東京電力岡村氏

あの、おっしゃるとおりまーそういったようなメカニズムも含めて原因調査の中で、データはしっかりサンプリングをとってですね、啓示的に評価していって。

まぁそのデータも公開していますので、その中で検討してまいりたいと思っています。

あともう一点、先ほどのすいません、トレンチ。

プロセス主建屋のトレンチの埋め戻しですけれども、えっとまぁ原因は、現時点ではわからなかった状態で、プロセス主建屋とそのトレンチのペネトレーション。

貫通部分につきまして、今回コンクリートを流して充てん致しました。

まだ天井まで2mぐらい残っている状態ですので。

一旦ここでコンクリート充填した後にですね。

また何か水との増加ですとか、変化がないかどうかは引き続き様子を見てまいりたいと思います。

が、最終的にはそこが水たまりになってくることも予想されますので、最終的には色んな充てんの方法もさらに考えて参りたいと考えております。





おしどりマコ

わかりました。

つまり、今のご説明は

「原因をわからないまま全部充てんするわけではないんです」

という事を仰っているって事ですか?





東京電力岡村氏

はい、その通り、あ風にご理解頂ければと思います。

まあ、引き続き評価はして参りたいという風に考えております。





おしどりマコ

わかりました。

で、別件ですが、新潟県の技術委員会の議事録を読みますと。

メルトダウンの2011年の公表遅れについて。

委員から、

「第三者委員会のメンバーが司法だけだと、東京電力の技術者の説明するトーンを合わせられる可能性があるので。第三者委員会に第三者の技術者が入って経緯をちゃんとわかるようにして欲しい」

という事を新潟県の技術委員会の議論で要望されてますが、これ第三者委員会は司法だけということで、この要望は受け取らないということでよろしいのでしょうか?





東京電力本店広報

それは、わたくしどもとして達観的にご判断いただくという事で、司法の方にお願いした所でございますけれども。

その後、そういったご意見が技術委員会の中であったという事は承知してますけれども、一度始めたものでやらせていただいているところでございます。

お願いしてるとこでございます。
 image
 おしどりマコ

わかりました。

ではもう一つ確認ですが。

その中で、姉川常務がですね、今まで国会事故調や政府事故調に関して、武藤副社長が「メルトダウンを公表するな」という事を耳打ちしたかどうか。

という事が、度々議論に上がっているのですが。

東京電力御社は「武藤自身が刑事訴訟の対象になっているから、今まで聴取したことはない」

というふうにご回答されていますが、すいません確認ですが。

これでよろしいでしょうか?





東京電力本店広報

すいません、その時どういうふうに回答したか、どうか。

というのは正確な情報がちょっと私申し上げる材料がございません。

申し訳ございません。





おしどりマコ

わかりました。

では新潟県のほうに議事録が上がっていますので、ご確認の上ご回答いただければ。

よろしくお願いします。

で、もうひとつ。

馳文部科学大臣がですね、17日の会議後の会見で。

東京オリンピックの招致に関して。

「東京電力の福島第一原子力発電所をめぐる、汚染水問題に懸念があったので、招致に関してコンサルタントに依頼した」ということを、お話しになっているのですが。

私は当時も取材しておりましたが、汚染水の海洋への漏えいに関して、2013年当時から情報の公表が度々遅れておりました。

海に日々どれくらい放射性物質を放出しているのか。

という事を初めて資料として御社が出されたのが、2014年8月ですね。

2013年の情報を、お持ちだったにもかかわらず、2014年8月に初めて公表した理由というのはなんでしょうか?





東京電力本店広報

、、、無言、、。





おしどりマコ

質問の趣旨は、2014年8月に初めて(公表された資料は)2013年は毎日海に605億ベクレル放出していた。

という資料を作成されておられるんです。

福島県の漁連の方々に対して。





東京電力広報シシクラ氏

ああ今、ちょっと手元にございませんので確認をさしていただきます。

image
おしどりマコ
わかりました、よろしくお願いします。
LinkedIn にシェア
[`yahoo` not found]