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地下貯水槽観測孔の濃度上昇から1ヶ月経ったが報告出来るものはない

Byoshidori-makoken

4月 28, 2016
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2016年4月7日東京電力記者会見
おしどりマコ
地下貯水槽について。
No.1南西ドレン孔の最新の測定値は、おそらく3月25日でNDだと思いますが、最新の測定値ドレン孔がNDという事で。
その外側と地盤の、一番外側のドレン孔がNDで。
その内側である、漏えい検知孔が8,100Bq/L ということで。
これ、漏えい以外の可能性ってあるのでしょうか?
外のほうが低く、中のほうが高いという事で。
東京電力川村氏
えっと、外、中もそうですけど、ドレン孔は一番底というか、一番下にあるところで。
検知孔は更にその上の所に有りますので。
まあ、そういった上下の関係ですとか、位置関係なんかも含めて、あの、繰り返しになりますけど。
何があるのか、何がないのか、ということを、一個ずつ確認していくというのが今の状況です。
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おしどりマコ
なるほど、外側から入りこんだ。
という可能性で、外が低く、中が高い、というのも起こりうる状況であるという事ですか?
東京電力川村氏
あ、あのですから、位置関係でいうと。
ドレン孔って一番下の方ですよねえ。
上から染みこんでいったとしたならば、一番最後に行き着く先がドレン孔ですので。
今回の検知孔というのはそういう高いところにありますので。
ドレン孔が検知しないけれども、検知孔では検知する、といことも、可能性としては、あの、普通にあるということで検討しているということですね。
おしどりマコ
分かりました、では、地下貯水槽のAシリーズの観測孔の濃度が上昇してから、1ヶ月経過した。
「近辺作業、過去作業などの絞込をする」
と1ヶ月前もおっしゃっておられましたが、それはまだ済んでいないという事なのでしょうか?
東京電力川村氏
はい、申し訳ありませんが継続しているという事です。
おしどりマコ
すいません。
どれぐらいかかるんですか?
東京電力川村氏
、、、無言、、、。
おしどりマコ
1ヶ月たっても、、、。
東京電力川村氏
申し訳ありません。
あの、どれぐらいというかは、もうしわけ、申し訳ありません、私からはあの、情報ありませんから、申し上げられませんが、進めている事は確かです。
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おしどりマコ
はい。環境中に出してはいけないレベルのもの。
告示濃度限度を超えたものが出ており。
絞り込みが1ヶ月以上かかる。
何も原因に関する推計や評価すら出てこない。
というのは、ちょっと理由がわからなのですが。
過去作業や、近辺作業を絞り込むというのは、すぐにでも出来る作業で、原因かどうかというのを評価する作業がまだということですか?
東京電力川村氏
あの、「これは違う、これは違う、というのはいくつか消しこんだものはある」とは聞いいますが。
じゃあ何なの?というところになると。
あの、まあなんというんでしょうかね?
「もう一回洗いなおしてみようか」とかですね、行きつ戻りつが、やはり現場の調査にはあるという事ですね。
おしどりマコ
はい。
あの、一応念のためですが、1ヶ月経ちましたので、近辺作業、過去作業の絞り込みというのは一旦全ては終わってるのでしょうか?
リストアップぐらいは。
東京電力川村氏
、、、無言、、、。
おしどりマコ
1ヶ月経ちましたんで。
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東京電力川村氏
えっと、ごめんなさい。
確認をします。
全てがどうかって言われると、何をどれ位絞り込んだのか。
という事ですよね?
今、ごめんなさい手元に情報がありませんので。
確認します。
おしどりマコ
はい。
あのー、すいません。
漏えいの可能性以外を探るために時間をかけている、という風にしか見えません。
濃度上昇から1ヶ月経ち。
作業の絞り込みも終わっていない。
評価もできてないというのは。
すいません、ちょっと理由がわからないのですが。
漏えい以外の原因を見つけたいから時間をかけている。
という風に少し見えてしまいます。
東京電力川村氏
あの先程もありましたが。
一旦上がったのが、また下がったり。
という事がありますのでね。
上がったのが下がるというのは、例えばどこから雨とともに流れてきて上がった奴が、また流れて下がる。
こういう事もあるわけですから。
ずっと上がりっぱなしならまだしも、上がったり、下がったりと云った所があるので。
じゃあなんだろう?
という事でやはり行きつ、戻りつみたいなものが、現場の調査の中では、出てしまっています。
おしどりマコ
分かりました。
では、作業のリストアップが全て終わったかどうか、お調べしてご回答をいただぇれば。
あと、地下貯水槽の地下水観測孔周囲のAシリーズで。
過去は塩素濃度もお示していただいてましたが。
ここ最近は塩素濃度が測定値として出てこないのですが、それはどうしてでしょうか?
東京電力白井氏
以前は、塩素濃度についても分析して出していました。
で、この地下貯水槽については、分析頻度の見直しを大体1年程度前に確か行って、その時から塩素は分析の対象から外しております。
全βのみ、ということで確か見直しを行っています。
おしどりマコ
分かりました、ありがとうございます。
今回、濃度上昇があった、ということで。
新たに塩素濃度は測定対象に入るのでしょうか?
原因究明の一貫として。
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東京電力白井氏
今のところ、改めて塩素濃度を分析する予定はしておりません。
基本的に全βで検出していますので、今は全βを中心に調査を行なってます。
おしどりマコ
分かりました。
「公表はしていないが、測定はしている」という状況ではない。
という事ですね?
東京電力白井氏
私の知る限りでは、塩素濃度の分析結果というのは聞いておりません。
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おしどりマコ
分かりました。
では、1ヶ月前からの質問の回収をしたいのですが。
地下貯水槽のストロンチウム、全βを吸収する、ベントナイトシートは、もともとせん断応力が弱いので、法面などには使用しない。と云うことが様々な溜池での使用方法としてありますが。
今回法面部分での漏えいの可能性もある、という事で。
ベントナイトシートの耐用年数を当初の計画では何年と計画されておられましたか?
1ヶ月前に質問しておりまして。
ご回答頂ければ。
東京電力白井氏
まず、「ベントナイトシートが法面では弱い」と仰りますが、多くのところでも法面でも継続して使用しております。
ですので、法面での使用が耐えられない。
という風には考えてございません。
ですので、ベントナイトシートの使用にあたって、何年以内という風に期限を設けては考えておりません。
おしどりマコ
分かりました、耐用年数は特に計画上無いという事ですね?
では、ベントナイトシートというのは、万一、漏えいがあった時に吸収すると云う計画で使われていましたが。
ベントナイトシートの給水量は体積の15倍程度です。
それを超えた場合、亀裂が入りやすくなるといことで、地下貯は水槽は漏えいがあったと云うことで。
ベントナイトシートの給水限界を超えたかどうかの評価はされてますか?
東京電力白井氏
地下貯水槽については、おしどりさんがおっしゃったように、基本的に遮水と云うのはポリエチレンシートで行います。
ベントナイトシートはそれに対するバックアップ的な位置づけという事になります。
で、漏洩があったという時点で、この地下貯水槽については、基本的には使わない、と判断しておりまして、今仰ったベントナイトシートの詳細な評価というのは、「使わない」ということを決めてますので、特にそういった評価は行なってません。
おしどりマコ
はい、一応ポリエチレンシートから漏えいして、ベントナイトシートが給水している考え方ではありますよね?
東京電力白井氏
、、無言、、。
吸水はしていても、検知孔やドレン孔で放射能濃度が検知されてるという地点ですので、ベントナイトシートでもうすでに完全に遮る事ができなくなったという点は認識しております。
おしどりマコ
分かりました、すいません。
一応、バックアップ的なベントナイトシートを、漏えいした場合、吸水させるとい事で敷いていたものの。
吸水限界というのは取りあえず評価は当初はしてなかった。
ということでしょうか?確認です。
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東京電力白井氏
、、、、ご質問の趣旨がよくわからないですけれども。
ベントナイトシートがどれぐらいの水を吸うことが出来るかを確認していたか?というご質問でしょうか?
おしどりマコ
えー、ベントナイトシートが現在漏えい水を給水している状況ですので。その場合、どの程度が吸水限界で、どの程度持つのか?という評価は当初していたか?とい質問です。
東京電力白井氏
ですから、当初どれぐらいの水を吸う事が出来るか。
ということを想定していたか?という質問でよろしい?
おしどりマコ
はい。
東京電力白井氏
そういった評価をやったかどうかも含めて確認さしていただきます。
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おしどりマコ
はい、宜しくお願いします。
では、凍土壁について。
このA3の資料で、20、19、18の建屋の下流の温度の下がりが、凍土ラインと測温管の同じぐらいの距離の所と比べて悪いように感じるのですが。
建屋の下流は、元々流量があると凍りにくい、温度が下がりにくい。
と言われていましたが、まだ数日という段階ですが。
これは何らかの評価はあるのでしょうか?
東京電力川村氏
今日の時点で始まったばかりで温度をお示ししただけで。
これをどう解釈するかというのは、それができた都度、追々ご説明させて頂きます。
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おしどりマコ
分かりました。
もともと監視評価検討会でも「流れがあるところの凍り方について疑問がある」ということが議論されていましたが。
この建屋の下流、20、19、18番については、もし温度の下がりが、悪かった場合。
何かしらの措置、強力に凍らせる事が出来る。
というような計画はあるのでしょうか?
東京電力川村氏
どういう状況になるかってのは、海側の方は今回試験凍結でもやっていなくて、初めてやるところですから。
どういう状況になるかは、きちんと見ます。
見た上で、今なにかご質問ありましたが、追加の対策を取らないといけないという判断がなされるのであれば、その時に考えます。
今事前に何かをやると云う訳ではありません。
これで行けるだろうと思ってやってるわけですから。
おしどりマコ
はい、追加の対策はその時に考えると云う中で、能力的にこの部分だけ強力に凍らせると云うことは技術的に可能かどうか。
という質問なんですが。対策をどうするのかというのではなくて。
東京電力川村氏
強力に凍らせる、というのはどういうことですか?
おしどりマコ
いやわからないですけど。
まあ建屋の下流側は同じような距離なところと比べて、全て明らかに温度の下りが悪いので、流量があるところが凍りにくかった場合、より温度を下げる事は可能なのかどうか。
という質問です。
東京電力川村氏
私たちはその、明らかに下がりが悪い。
という判断は今はしていません。
測り始めたばかりですので、データを蓄積して傾向を見ていくというのが今の段階になります。
おしどりマコ
はい、それも伺ったのですが、結局下がりが悪くなった場合。
この部分だけ温度を下げることは技術的に可能なのでしょうか?
すみません、基本的な質問で。
東京電力白井氏
監視評価検討会などでもお示ししておりますけれども、フェーズ2以降で、、、の所をきつくなって来たら凍らせる時に、悪い時には別の地盤改良をする、ですとか、そういった事の検討は行なっています。
ただ、海側の遮水壁については基本的には、、。
あ、海側部分等につきましては、いまの所で連続して冷やし続けるとゆったところで考えてます。
改めて特別に何か冷やす為の措置という事は現段階では考えておりません。
おしどりマコ
分かりました、ありがとうございます。
昨日の新潟県の泉田知事の定例会見で。
柏崎刈羽のCMについて泉田知事から苦言が出ました。
「課題についての情報提供がなされていない」と。
「原発事故の当事者である東京電力が現在新潟県でCMを流すという事は再稼働のキャンペーンにあたるのではないか」と。
廣瀬社長は「再稼働の議論ではない」というが、規制員会に適合の申請を出していると。
その事について何かしら東京電力御社の回答があれば伺いたいのですが。
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東京電力広報
私自体がそのご発言とそういったところを認識してないので、そういった所を確認させてもらって、と云う事です。
おしどりマコ
福島から新潟に避難された方々や、市議などが東京電力御社に柏崎刈羽のCMに関して抗議文を出され、回答を東京電力御社が出されたと云うことですが、それは把握してないのですか?
東京電力広報
すいません私自身がそれを把握していませんので。
ちょっと今確認をして、確認が取れればご回答したいと思います。
おしどりマコ
分かりましたお願いします。
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