続報追加しました。
【東京電力からのご連絡】G6タンクエリアへの移送配管からの水の滴下について(続報2)
東京電力からのメール21日9:55
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東京電力からのご連絡
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報道関係各位
本メールは、事前に「深夜・早朝における連絡先」の登録のお申し込みをいた
だいた方にお知らせしています。
○昨日(4月20日)午後7時20分頃、福島第一原子力発電所構内のG6タンクエリ
アへの移送配管より、G6タンクエリア外堰の外側に水が滴下していることを
当社社員が発見した件に関する続報です。
○滴下箇所に吸水材の設置およびビニール養生を実施した箇所について水の滴下
状況を継続的に確認しておりますが、現在、ビニール養生内に留まっており、
地面への滴下はないことを確認しております。
○また、当該配管から地面へ滴下していた時間は90分程度と推定しており、滴下
した量は最大で約2.7Lと推定しました。
○本メールには返信できませんのでご了承ください。
(下記21日1:15時点の感想)
やっぱりRO濃縮水はストロンチウム90、全βの濃度が高いな… ・全ベータ :260,000Bq/L
「環境中には出ていない」といういつもの文言ではなく、
「午後11時10分現在、B・C排水路の連続側溝モニタにおいて有意な変動は確認されておりません」
ということは、外部に漏えいし、環境に影響を与える可能性が高いということ…
【東京電力からのご連絡】G6タンクエリアへの移送配管からの水の滴下について(続報)
東京電力からのメール21日1:15
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東京電力からのご連絡
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報道関係各位
本メールは、事前に「深夜・早朝における連絡先」の登録のお申し込みをいた
だいた方にお知らせしています。
○昨日(4月20日)午後7時20分頃、福島第一原子力発電所構内のG6タンクエリ
アへの移送配管より、G6タンクエリア外堰の外側に水が滴下していることを
当社社員が発見した件に関する続報です。
○滴下した水の放射能分析結果は以下のとおりです。
・全ベータ :260,000Bq/L
・セシウム134: 1,100Bq/L
・セシウム137: 5,100Bq/L
○上記分析結果から、滴下した水は当該配管内のRO濃縮水と判断しました。
○また、滴下した水のセシウム134、セシウム137および全ベータの放射性物質の
濃度(告示濃度限度に対する割合の和)が、実施計画にて定めた排水基準
(0.22)を超えていることから、昨日午後11時18分に核原料物質、核燃料物質
及び原子炉の規制に関する法律第62条の3に基づき制定された、東京電力株式
会社福島第一原子力発電所原子炉施設の保安及び特定核燃料物質の防護に関す
る規則第18条第12号「発電用原子炉施設の故障その他の不測の事態が生じたこ
とにより、核燃料物質等(気体状のものを除く)が管理区域内で漏えいしたと
き」に該当すると判断しました。
○水の滴下箇所の地面に吸水材を設置および配管にビニールによる養生を実施す
るとともに、滴下箇所周辺に土嚢を設置しました。
また、滴下した水については、吸水材による水の回収を行っております。
○現在は配管にビニール養生することにより、地面への滴下はなくなっておりま
す。今後現場確認を実施し、滴下の状況を監視する予定です。
○なお、昨日午後11時10分現在、B・C排水路の連続側溝モニタにおいて有意な
変動は確認されておりません。
○本メールには返信できませんのでご了承ください。
【お知らせ】G6タンクエリアへの移送配管からのRO濃縮水の漏えいについて
原子力規制庁からのメール21日0:14
報道関係者各位
【本件は原子炉等規制法に基づく法令報告事象に該当します。】
昨日(20日)東京電力より、福島第一原子力発電所構内のG6タンクエリアへの移送配管よりRO濃縮水※1が滴下しているとの情報が入りましたのでお知らせします(20日19時40分頃から順次受信)。
※1:タービン建屋の滞留水からセシウム除去処理した後の水を淡水化処理(RO処理)した際に、逆浸透膜を通過できず淡水化できなかった水
本件について、東京電力は報道機関に対して一斉メールを配信しています。
○昨日(20日)19時20分頃、現場確認において、RO濃縮水が移送配管より1秒に1滴程度で滴下していることを確認。
○滴下の範囲は、滴下が確認された配管下部に約30cm×30cm。
○RO濃縮水の移送を停止したことにより、15秒に1滴程度で水の滴下頻度は減少しており、ビニール、吸水材及び土嚢による養生を実施し、滴下した水は拡大していません。
○滴下した水を採取し、放射性物質濃度の分析を実施した結果は以下のとおり。
Cs134:1,100Bq/L(告示濃度限度60 Bq/L)
Cs137:5,100Bq/L(告示濃度限度90 Bq/L)
○滴下した水は実施計画において定められた排水の基準※2を超えていることから、昨日(20日)23時18分に原子炉等規制法に基づく法令報告事象に該当すると判断。
※2:実施計画に定める排水の基準は、Cs134、Cs137、Sr90、トリチウムの告示濃度限度との比の総和が0.22以下であること
○滴下した水は限定された範囲に留まっていることから、環境への影響はありません。
本件について、現地保安検査官が状況確認を行っています。
【東京電力からのご連絡】G6タンクエリアへの移送配管からの水の滴下について
東京電力からのメール20日22:20
──────────────────────────────────── 東京電力からのご連絡 ──────────────────────────────────── 報道関係各位 本メールは、事前に「深夜・早朝における連絡先」の登録のお申し込みをいた だいた方にお知らせしています。 ○本日(4月20日)午後7時20分頃、福島第一原子力発電所構内のG6タンクエリ アへの移送配管より、G6タンクエリア外堰の外側に水が滴下していることを 当社社員が発見しました。 滴下量は1秒に1滴程度であり、滴下の範囲は当該配管下部に約30cm×30cmの 範囲にとどまっており、構外への影響はありません。 ○水の滴下は継続中ですが、現在、ビニールにより養生を実施しております。 ○なお、滴下が確認された配管はRO濃縮水を移送する配管であり、RO濃縮水 の移送先をG4タンクエリアからG6タンクエリアに切替操作を行った後の現 場確認において、当該配管の保温材より水の滴下があることを確認したもので す。 ○滴下した水を採取し、今後、分析等水の調査を行ってまいります。 以 上