おしどりマコの質疑部分の文字起こし
おしどりマコ
海水配管トレンチの確認をしたいのですが。
1月20日、臨時会見のあった日ですが。
この日に2号機の海水配管トレンチの「第2回の揚水試験」の実施予定だったが。
これは実際に行なわれたのでしょうか。
東京電力白井氏
はい、水の汲み上げをやって1時間程度、汲上げて、
それから水位の状況の状況を確認してている。
その変化に応じてトンネル部分の通水性を確認する計画としています。
おしどりマコ
わかりました。
この第2回揚水試験の結果というのは、これは行なっているという事で、
評価はいつぐらいに発表されるのでしょうか。
東京電力白井氏
評価はまとまった段階で示したいと思っています。
月曜日に出した資料を見ていただくと。
変な言い方ですが、じゃじゃ漏れなら直ぐ変わりますが、
ゆっくり変わる場合については、だいぶ時間を掛けて確認することが必要となります。
おしどりマコ
わかりました。
これは第1回揚水試験の時も結果のお示しをしていただいてたと思いますが。
これは第2回は取りまとめてからという事ですか。
東京電力白井氏
あの、1回目の時も監視評価検討会の場で、まとめて評価を含めて説明さしていただいてます。
数字だけ出すのではなくて評価としてお出ししたいと思います。
おしどりマコ
分かりました。
監視評価検討会で出す、という事ですね。
東京電力白井氏
監視評価検討会の前に出すかどうかは所管のグループとの相談になりますが。
評価含めて纏まった段階でだしたいと思います。
おしどりマコ
では、別件ですが。
H4エリアの漏えいを監視しているEシリーズについて。
E-10の地下水観測孔のトリチウムが昨年の秋から急上昇しておりまして。
1月22日には43,000Bq/L と、10の4乗レベルになっています。
過去の最高値に近い物が出ており、それを昨年秋からキープしているのですが、
昨年6月は130、230など、10の2乗レベルでしたので、これは変動の範囲内ではないと思いますが。
何らかの評価はされてますか。
東京電力白井氏
基本的にE-10のあたりや、そこら辺については、天候に応じて大きく変わる事を当社として認識しています。
こちらについては、基本的にEー10のみではなくて。
E-10は地下に漏れた水が入ったところの一番近辺になるので。
まだ近くの土を回収していないので、地下水等の影響によって、変わる可能性は高いと思っています。
それよりも下流の様子を見て、対策をしていくかどうか、という事は検討していく予定にしています。
おしどりマコ
わかりました。
天候に寄与していると仰られましたが。
降水量と関係なく、昨年11月に1万Bq/L を超えてから、
1万Bq/L を切ることがなく。
今月、先月と常に3万Bq/L 以上になっております。
ですので、これは降水量と全く関係なく上昇しているという事ですが。
すいません、それでも天候が関係あると仰るのでしょうか。
東京電力白井氏
あの、E-10ですよね。
おしどりマコ
そうです。
東京電力白井氏
あのー。
基本的には、対策としては。
下流側の様子を見ていくと云った事になるので、今後も監視を継続して行くことは変わはありません。
おしどりマコ
わかりました。
すいません、質問の主旨は、天候と寄与しているのか、どうかということです。
E-10は降水量と相関があると仰いましたのでその確認です。
東京電力白井氏
基本的に、あの、 E-1とか、あそこらへんのものは雨が降ったときに、、。
おしどりマコ
すいません。
E-1ではなく E-10です。
東京電力白井氏
、、、、、、。
おしどりマコ
あの、E-10は漏えいの後、少し時間を置いて掘られた観測孔ですが。
一旦、10の4乗レベルの最高値が出た後。
昨年など、先程も申しました通り、一旦10の2乗レベルをずっと継続して下がったんですね、数ヶ月の間。
にも関わらず、また初期と同じ濃度の10の4乗レベルにまでずっと上昇して、それをキープしているのは、降水量は全く関係ありません。
これは2013年8月の漏えいが、一旦出てきたものが、何度もトリチウムのプルームが出てきているのか。
それとも新たな流れか何かがあったのか、新たな漏えいではなく。
これについてどのように評価しているのですか。
あの、天候とは全く関係ありませんので。
東京電力白井氏
あのー、現在はですから、監視を継続しているといったところで、
評価として纏まったものはございません。
ただし、これよりも下流に流れるかどうかについては、他の井戸で監視して、
更にその下流側に対策を打っているので、そちらの方で拡大を防止するということで予定しています。
おしどりマコ
わかりました。
E-10 は降水量が寄与しているとお考えなんでしょうか。
すいません、その質問の答えをハッキリと頂いておりませんので。
東京電力白井氏
若干あの、上昇していることは認識してますし、
基本的に雨が降ったときには高くなっている傾向があるかとは思います。
雨との確認については、詳細は、じゃあ確認しておりませんので、
私からの誤りでした。
ごめんなさい、宜しいですか。
おしどりマコ
わかりました。
では、19日に5,6号北側の淡水化装置漏えい検知器が動作した件がありましたが、
これはポリタンク内の洗浄水が漏れたということで、
洗浄水の水質は、どのような物をお使いですか。
これは何らかの処理水なのか、それとも水道水のような何も放射性物質が含まれていない物なのか。
東京電力白井氏
基本的にろ過水を使ってます。
で、検出した値が高いから、そういうご質問をしているのかと思いますが、
どうしても工事していたり、足についていた汚れが付くといった事で、
床に溜っている水を分析すると高めの値が出るといった事は経験的に分っています。
おしどりマコ
わかりました。
この漏えい水がですね。
セシウムがNDなのにも関わらず、全βが10の2乗レベルですが、
これはセシウムがフォールアウトや足についた物の場合、
セシウムも多少存在している水が検出されますので。
これは過去の漏えいでこのあたり、以前、炭水化装置から全β 濃度の高いもの10の4乗レベルの物が漏えいしていたが。
その影響がまだあるのでしょうか。
セシウムがNDなのにもかかわらず、全βが高いということの質問です。
東京電力白井氏
過去の、または新しく作ったRO装置ですので、そんなに汚れているところではないと思いますが、
実際に綺麗な水だったのが汚れているということなので、
何らかの汚染があったと思います。
おしどりマコ
わかりました。
ろ過水というのは基本的に放射性物質は含まれていないんですね。
東京電力白井氏
はい。
おしどりマコ
はい、わかりました。
以前からの質問の回収をしたいのですが。
すいません、ぶら下がりでご回答をいただいたのですが、公式の見解を。
安全帯の使用事業者として、労働安全衛生法、労働安全衛生規則をどのように現場で反映しておられたか。
というのを先週から質問しているのですが。
東京電力白井氏
先程の小野の回答の中にも言いましたが、
安全帯を付けて作業が出来る位置にあった、ということは確認してございます。
ですので、日常パトロールでそういった安全帯がきちんと付けられるようになっているかどうかは確認しております。
おしどりマコ
わかりました。
東京電力白井氏
ただし、今回総点検の中で不十分なところが無いかどうか、も合せて調査しております。
おしどりマコ
本日発表されたこの「安全点検是正措置の実施状況について」の中ですが。
このフェイシングなど労働安全衛生法の第519条の開口部等の囲い等がされていなかった。
ということですが、このように労働安全衛生法で法律的に決まっているものでしていなかった、対策を事業者としてとっていたなかったものは、大体何件ぐらいに今のところ、なっていますか。
東京電力白井氏
集計についてはまだ作業中ですのでお答えできる段階ではありません。
あと、是正前の写真を見ると分かるように、開口部そのもの丸々開いているわけではないので、ホースが出る隙間だけ空けてる状況になっています。
ですので、これで義務違反かどうかは議論があると思います。
おしどりマコ
わかりました。
すいません、これ、写真が出てきたので質問したのですが。
今、労働安全衛生法の対策が取られていなかった事。
集計して公表していただければと思います。
他にも色々、過去の落下事故の件でも、落下防止の対策がとられていなかったということですので、よろしくお願いします。
もう少し質問の回収をしたいのですが。
1月15日の年頭挨拶会見で、増田さんの説明で、
「規制委員会の田中委員長が、確かにトリチウムは害を与えないので、放出するのが技術的に正しいやり方だ。とおっしゃっている」ということをいっておられますが。
田中委員長がトリチウムは害を与えないと仰ったのは、何処の場か。
何時の日付か。
もしくは間違いなのか。
という事を質問しているのですが。
ご回答いただければ。
東京電力白井氏
先ずは「害を与えない」という発言ではなかったと思います。
おしどりマコ
いや。
東京電力白井氏
ちょっと、表現は別の言葉でした。
おしどりマコ
いや、「害は与えない」と言うことをハッキリおっしゃっておられたというのを、先週の会見で東京電力広報の川本さんに
「動画を私も確認したが、害を与えないとおっしゃっておられた」
と確認されたという事はきいておりますので。
すいません「害を与えない」という言葉は使っておられます。
東京電力
基本的に、直接そう言った発言をしたかどうかと言ったものは確認をしてませんし、確認するつもりも今の所ございません。
おしどりマコ
確認するつもりもない。
え、すいません。
その増田さんは「害は与えない」と言うことをおっしゃっておられるますよね。
増田さんが、、、。
動画を確認しても直ぐに出てきますので。
すいません、白井さん。
それは一旦、増田さんがハッキリと、「田中委員長がトリチウムは害を与えない」と仰っていたと、いうことは、それは先週の段階で答えは頂いてるんですね。
東京電力白井氏
はい。
おしどりマコ
で、今の段階は、何時、田中委員長がトリチウムは害を与えないといったのか。
これは増田さんがそういう言葉を使っただけで。
本当におっしゃっておられるのかどうかを確認していただいておりまして。
すいません、議論が前に戻るというか、増田さんが「田中委員長がトリチウムは害を与えない」と言うことは確認済みの事なんですね。
そういう言葉を使っておられたという事は。
東京電力白井氏
、、、、、。
おしどりマコ
よろしいでしょうか。
東京電力白井氏
はい。
えっと、委員長とどういう会話があって、そう言う発言があったのかは、
まだ確認中でございます。
おしどりマコ
わかった。
東京電力広報
個別の宿題回収のようですので、
後ほど、他の質問のあるか方もいらっしゃるので、、。
おしどりマコ
いや、もう終わりです。
すいません、質問回収ですが、公式でのご回答が頂きたいので。
あ、もうこれで終わりなので。
回答を宜しくお願いします。
田中委員長と増田さんが年末、福島第一原発を視察をされた時に何か発言があったのか。
面談などにあったのか。
もしくはなかったのか。
というのもお調べしてご回答を宜しくお願いします。