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             東京電力からのご連絡
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報道関係各位
○本メールは、事前に「深夜・早朝における連絡先」の登録のお申し込みをいた
 だいた方にお知らせしています。
○昨日からお知らせしている、福島第一原子力発電所4号機廃棄物処理建屋漏えい
 検知器動作に伴う使用済燃料プール代替冷却系の自動停止について、続報2でお
 知らせした漏えいした水の表面線量の数値のうち、70μm線量当量率に誤りがあり
 ましたので、以下のとおり訂正いたします。
 正 70μm線量当量率(β線)0.02mSv/h
 誤 70μm線量当量率(β線)0.01mSv/h
(続報2でお知らせした内容を訂正したもの)
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○漏えいした水の表面線量は、1cm線量当量率(γ線)0.07mSv/h、70μm線量当
 量率(β線)0.02mSv/hであり、高線量のβ線は確認されず、バックグラウンド
 と同程度でした。
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○ 本メールには返信できませんのでご了承ください。
<お知らせ済み>
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○昨日(11月7日)お知らせしております、福島第一原子力発電所4号機廃棄物処
 理建屋漏えい検知器動作に伴う使用済燃料プール代替冷却系の自動停止につい
 ての続報です。
○当該漏えい検知器周辺の床面の拭き取りが完了し、本日(11月8日)午前2時
 45分に当該警報が解除されました。
○また、使用済燃料プール代替冷却系の一次系ポンプについては、起動準備が整
 ったことから、午前6時に起動いたしました。運転状態に異常はありません。
○午前6時25分現在の使用済燃料プール水温は15.9℃であり、自動停止時の16℃
 と比べ、変化はありませんでした。
○ 本メールには返信できませんのでご了承ください。
<お知らせ済み> 平成26年11月8日訂正
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○漏えいした水の表面線量は、1cm線量当量率(γ線)0.07mSv/h、70μm線量当
 量率(β線)0.02mSv/hであり、高線量のβ線は確認されず、バックグラウンド
 と同程度でした。
○また、漏えいした水の分析結果は、以下のとおりです。
 ・セシウム134:1,800Bq/L
 ・セシウム137:5,600Bq/L
 ・コバルト60 :41Bq/L
○分析結果については、工事用水(淡水)がフォールアウトによる床面汚染を取
 り込んだものと判断しました。
○今後、床面の拭き取り、ならびに仮設ホースの片づけを行い、準備ができ次第、
 使用済燃料プール代替冷却系の一次系ポンプの再起動を実施します。
○ 本メールには返信できませんのでご了承ください。
<お知らせ済み>
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○現場を確認したところ、当該漏えい検知器周辺に約1m×約2m×深さ約1cmの
 水たまりがあり、検知器近傍に敷設されていた仮設ホースから水が流れている
 ことを確認しました。
○このため、周囲を調査したところ、屋外に設置されていた工事用水(淡水)を
 溜める仮設プラスチックタンク内の停止中の水中ポンプから、サイフォン効果
 により、仮設ホースを通じて水が流れ込んでおり、当該ポンプを取り外したこ
 とにより、水の流入は停止しました。
 漏えいした水については、堰内に留まっており建屋外への流出はありません。
○なお、使用済燃料プール代替冷却系の配管に漏えいは確認されませんでした。
○今後、水が流れ込んだ経緯について調査するとともに、漏えいした水の分析を
 行います。
○ 本メールには返信できませんのでご了承ください。
<お知らせ済み>
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○11月7日午後10時59分頃、福島第一原子力発電所4号機の廃棄物処理建屋にお
いて漏えい検知器が動作し、使用済燃料プール代替冷却系の1次系ポンプが自
動停止いたしました。
○4号機については、11月5日に全ての使用済燃料の移動作業が終了しており、
 現在は新燃料180体のみが保管されていることから、プール水温の上昇はありま
 せん。
 なお、停止時の4号機使用済燃料プール水温度は約16℃です。
○現在、現場状況等の調査を行っております。
○その他のプラントパラメーターの異常、モニタリングポスト指示値の有意な変
 動は確認されていません。
○本メールには返信できませんのでご了承ください。
                                  以 上