原発事故が「始まって」15年が経ちました。
明日から16年目に入ります。
神戸の生まれ育ちの私は、阪神・淡路大震災から15年経ったときと、やはり全然異なるなと感じます。
2010年は大震災から15年経っていました。
けれど東日本大震災から15年経っても、
レベル7の福島第一原発事故は継続中で、原子力緊急事態宣言は今も発令中です。
レベル7の福島第一原発事故は継続中で、原子力緊急事態宣言は今も発令中です。
東京電力の定例会見では、取材する記者は激減しました。
原発事故が始まって10年目のときは、各メディアは記者を増員して、東電会見の記者も増えていましたが、
15年目はそんなことも無く。
15年目はそんなことも無く。
私は作業員の方々の被ばく線量についてずっと質問を続けていますが、
昨秋、とうとう体調不良者・死亡者の被ばく線量は「個人情報」として公表されなくなりました。
昨秋、とうとう体調不良者・死亡者の被ばく線量は「個人情報」として公表されなくなりました。
2022年にも私が質問した際、突然「個人情報なので被ばく線量は非公表」とされ、猛抗議をしました。
すると当時、他の記者、共同通信・太田記者、TV朝日・吉野記者らも
「急に非公表はおかしい。個人情報だとしても、廃炉作業員の被ばく線量は社会的に必要な情報だ」と私に続いて抗議しました。
「急に非公表はおかしい。個人情報だとしても、廃炉作業員の被ばく線量は社会的に必要な情報だ」と私に続いて抗議しました。
太田さんも吉野さんも、2011年から原発事故の取材を続けていた記者でした。
それぞれが記事にした結果、東京電力は非公表を取り下げ、それまで同様に被ばく線量を質問すれば回答を出しました。
それぞれが記事にした結果、東京電力は非公表を取り下げ、それまで同様に被ばく線量を質問すれば回答を出しました。
けれど、2023年に吉野さんが退職、
2025年8月に太田さんが異動となり。
2025年9月に、廃炉作業員の方が福島第一原発構内で倒れ、お亡くなりになったとき、
その方の被ばく線量を私が質問すると
「個人の了承が取れないので非公表」と回答されました。
2022年と同様、私は猛抗議を続けましたが
当時と異なり大手メディアはどこも記事にせず、
東京電力の情報隠蔽がまかりとおってしまいました。
その後の体調不良の方も東京電力は「個人情報なので被ばく線量は非公表」としています。
亡くなった方にご遺族がおられなかったら、東電が会見での質問に回答しないということは、被ばく線量は永遠に闇に葬られます。
ちなみに、厚労省の検討会で認定された被ばく労災は、全例、詳細を公開しています。
被ばく線量、福島第一での廃炉作業に従事した時期、作業内容、などなどです。
厚労省の担当課は「社会的に重要な情報のため、認定者や遺族に説明・説得をし、情報公開を続けている」とのこと。
(けれど、そもそも労災申請をしないケースの方が多いそうです)
*********
原発事故に対する社会の関心が薄くなり
情報はどんどん出なくなりました。
以前と同じ質問を私がしても、今は情報が出てこないのです。
原発事故への世間の関心が薄れて喜ぶのは
東京電力です。
経産省資源エネ庁です。
原子力推進の事業者です。
情報が出てこなくて、影響を被るのは
現在の被害者と、未来の被害者、私たち全員です。
そして、社会の監視が薄いまま、
各地で原発が再稼働しています。
データ改ざんや点検不足がいろんな原発であり、
震度7の地震が数年に一度どこかで発生している状況で古い原発の運転延長も決まりました。
世界の各地で戦争が始まり
原発は狙われる弱い場所ということもはっきりとしました。
*********
政府がどう発言し、どんな政策をとるか、
税金がどう使われるか、
私たちはもっと関心を持って監視せねばなりません。
数年に一回、投票所に行って、紙に誰かの名前を書くことが「民主主義」ではありません。
原発事故という大きな環境犯罪や
国際法違反の戦争犯罪に関して
関心をもって監視し、知り調べ声をあげ行動せねばなりません。
環境犯罪や戦争犯罪への関心が薄れて喜ぶのは
政府です。
そこで儲ける企業です。
権力者です。
影響を被るのは
現在の被害者と、未来の被害者、私たち全員です。
*********
【おまけ&告知】
原発事故が始まって16年目に入ります。
取材を続けるのもなかなか難しくなってきました。
けれど、15年経ったからこそできることもあるでしょう!
原発事故を経験した小学生が大きくなり、
記者となって原発事故の取材を始めている方もおられます!希望☆
退職した官僚や、研究者や、作業員の方に、「実は…」と喋って頂きたい!
(水俣病の様々な訴訟で、原告勝訴に導いた猫実験の調査結果というものがあります。
猫実験をおこなった細川医師が調査結果を公開したのは10年以上経って、ご自身が死の淵に立ってからなのです)
(水俣病の様々な訴訟で、原告勝訴に導いた猫実験の調査結果というものがあります。
猫実験をおこなった細川医師が調査結果を公開したのは10年以上経って、ご自身が死の淵に立ってからなのです)
実はいろいろと生活が厳しくなって、もう、取材をやめようかな、
やめたら経済的にも時間的にも物理的にも精神的にもラクになるな!!
やめたら経済的にも時間的にも物理的にも精神的にもラクになるな!!
と、考えていました。
(使っていないアコーディオンをそろそろ売りに出さねば、来月の家賃が払えねぇ!的な)
(家賃が払えなくなったら、取材をやめようと思いながら続けて、15年経ったんだな!と改めて思います)
売りに出そうと思って、アコーディオンを磨いていました。
どうしようかな、取材を続けるのかな、金銭的に厳しいから取材を辞めるのは残念だなぁ、
どう? 私の熱量はまだある??
磨いてたアコーディオンは、私は大阪のストリートで流しをしていたときの相棒でした。
「いや、あなた、昔からやりたいことを全力でやって、むちゃくちゃなやり方で生きてるやん。
そもそも、あの頃もめちゃくちゃ貧乏やったやん????」
ですよね!!
そもそも、あの頃もめちゃくちゃ貧乏やったやん????」
ですよね!!
というわけで、取材を続けるために、そして、いろいろと全方向に腹が立つことが多いので!
もっともっと動こうと思います。
そこで前述の「15年経ったからこそできること」として
暴露系YouTubeを始めようかと思っています。
退官された様々な研究者、官僚の方に「墓場まで持っていかないで!」と口説き中。
法的にも身分を守って頂くために、弁護士さんにも同席してもらおうと思っています。
まぁ暴露お一人目がなかなか難しいんですよね!
「5人目くらいだったらいい」などなど。
また、「暴露、してもいいよ!」という方も募集しております!!
そしてそのYouTubeのスポンサー制度も作って、スポンサーも募集します。
(ご祝儀もお待ちしております!!!)
XやFBだけでなく、インスタやTikTokやthreadや、あらゆるSNSでも発信します。
原発事故後、省庁や自治体が電通に予算をおろしてやらせてた「安心・安全メディア」で、やってたこと、
逆にかたっぱしからやってみます。
いろいろと準備中ですので、どうぞみなさま、今後もますますお力をお貸しください!!!
なんか手伝えるよ~という方もお待ちしています!!!
2026年3月11日 おしどりマコ