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「全ての情報を公開」はとても信用できない

Byoshidori-makoken

4月 14, 2015
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2015年3月30日タスクフォース記者会見
2015年3月30日タスクフォース記者会見

 

おしどりマコの質疑部分文字おこし

おしどりマコ
姉川常務にお聞きします。
今回K排水路に関して「全ての情報を公開」と言われますが。
私は2013年11月からK排水路の測定値の公開を要望し続けておりました。
しかし、「測定をしていない。」と回答をし続けてきました。
2014年4月から定期的にモニタリングされているにも関わらず。
2014年6月にもはっきりと「モニタリングはしていないので知らせる内容がない」と
回答を得ています。
ですので、「すべての測定値を公開」と仰いましても、
「測定していない」と数か月回答され続けましたので、この対策では
情報公開が改善されるとは思いません。
あの、、、今も幾つかの測定値の公開を要望しておりますが。
「測定していない」という回答のみです。
ですので、その事についての評価と、2013年からK排水路の測定値の公開の要望を
し続けていた事について、それを執行部として把握は、今回のヒアリング結果などから
把握はされていたのでしょうか。
廣瀬社長のご回答で
「K排水路の測定値を、どうなっているのかという疑問すらわいていなかった。」
「頭に浮かばなかったと云う残念なところがある」と仰いましたが。
はっきりと私は公開の要望をしておりましたので、その事に関しての
ヒアリングや改善と云うものがここには見られませんのでどうお考えでしょうか。
よろしくお願いします。

20150330f
姉川常務取締役
お答えします。
ご質問頂いていたというのはですね、今回の問題が終わって
ただちにですね、そういうご質問をいただいていたという事は私の耳にも入りました。
で、それは本当に申し訳なかったと思っております。
私自身が、皆さんの会見をずっとフォローできればベストだと思いますけど
一応今回のンデータについて何故そういう事になったのか。
後から考えてみるとですね、広報(交付?)部門も一応、2年前の方針がございますので
公開されているものと云う風に思っております。
信じております。
で、それであえて原子力の方に再確認と云う意味でデータが取られているかどうか。
という事をしなかった。
と、まあこういう状況だと認識しております。
でこれは、もし問い合わせがあった時に再確認としてですね。我々の会社の中で
それをやっていれば、「ああ、こういうデータ取っていたけれどまだ出していな」
という事がその時点で明らかになって、もっと早くに公開できたと思っておりますので。
この点については本当に申し訳なかったと思っております。
それから、データについて把握していたかどうかという事については
これは既に幾つか公表しておりますので、昨年の3月規制委員会。
規制庁のですね監視評価検討会で我々がK排水路のデータ採取の方針を明文化しております。
1週間に1度取っていくという事を、書いております。
にもかかわらず、まあ私自身もその会議に出ているんですが。
まあ底の部分は記憶にとどまりませんでした。
まあそれは注意力が本当に足らなかったことだと思って私自身本当に反省しておりますが。
社長からもありましたように、そもそもこのデータと云うのは。
環境に放射線の影響があるデータですのから。
注意して経営幹部はもとより現場の幹部もですね、こういったデータが
どうなっているんだろうか。ていう事を、見ておくべきだった。
意識をももっと高く持っておくべきだったって、あとそういうご質問が出たのを契機に
それに気づくべきだった。と云う風に思っておりまして。
まあこの点については、ご質問されていた、という事で、非常にご不満は大きいと云う風に思いますが。
申し訳ありませんでした。
という事で、今後は皆さんからそういうご質問があった時は、そう云うデータが公表されてない場合はですね、そういう物をとってるかどうか一つ一つ確認をするように確認を致します。


おしどりマコ
ありがとうございます。
すいません、後一つだけ。
なぜ2013年から聞いていたか。
個々の場所は。
「現在K排水路はフォールアウトによる雨水の汚染という事で、
発表するところまでに至らなかった。」
というご回答を、何度もいただいたのですが。

2011年のテレビ会議動画で、3月25日と4月7日にまったく同じ場所で、
超高濃度汚染水の漏えいの発話があるのです。
それは東京電力の記者会見にて「発話は認める」というご回答をいただいております。
「発話は認めるがその後の調査はしない。」
という回答をいただいております。
ですので、これは保安防護規則の18条に触れるものかどうか。
雨水であれば液体廃棄物なので、触れない。
という事でしたが。
2011年の事故の汚染水の漏えいが寄与しているものであれば、
保安防護規則の18条に。
報告対象になるものですので、ずっと取材をしておりました。
で、このことに関して改めてK排水路の測定値が発表された際に、質問を重ねたのですが。
Jビレッジの川村さんなどから。
「2011年の事は昔の事なので理解できない」
というご回答しかいただいておりません。
K排水路に関して本当にフォールアウトによる汚染の雨水という事で片づけてしまって
いいのかどうか。
執行部の方々からのご見解と、2011年テレビ会議動画で、超高濃度汚染水の漏えいが
あったことについて把握しておられるかどうかもご回答をよろしくお願い致します。


姉川常務取締役
川村さんにご質問されたというのは。
今回のK排水路の事があった後の確認という事で宜しいですか。
はい。
2011年直後の事は申し訳ありませんけど、私もですねそこまでの記憶がありません。
但し、K排水路についてはご存知の通り。
一昨年の後半から、昨年の初めの間。
タンクにある汚染水や建屋の中の汚染水だけではなくてですね。
「全体的に敷地の中の汚染状況、そういったものを管理していこうじゃないか」と
いう事で排水路については調査をして、それは報告しております。
その時に、、まあその時点では極端に、ホットスポット的に高いものは
この少なくともK排水路については見られていませんが。
土壌なので、かなり高濃度のものがあります。
でこれについてはその中の規制当局との議論でもありましたけれども
事故の時に飛散したものがここに溜まっている可能性があるので、
これで、昨年4月から大掃除をするという方針で。
排水路の中はもとより、土手の方から入ってくるものについてもその防止をすると
いう事をしたわけです。
で、今現在の見解ですが、確かに数百ベクレルところで、上下しているのですが
この範囲であれば、現時点もりゅ、、うー。
どこか非常に高濃度なとこから継続的に流入してるという状況にはない。
と思っておりまして、事故の直後の影響は掃除等によって
一定の除去はできているという風に考えております。
さらにそのー、あのー、えー。
抑制するための努力は今後の事。
という事で継続的につづけてまいります。


おしどりマコ
ありがとうございます。
すいません、先ほど數土会長から、「こちらの会見で質問するように」
と言われたことがありまして。
すいません、最後に一点だけ。
K排水路情報公開問題に関する検証状況の資料の7ページのところK排水路に関しての資料の中の7ページ(参考資料2の7ページ)に
「サブドレンに関する漁協との交渉の影響を意識している者もいた。」という所見が
書いてあるのですが。
これは具体的にK排水路の測定値を公表すると、サブドレンに関する漁協との交渉へ悪影響
を及ぼすため、公表する事に至らなかった。
という事なんでしょうか。

20150330e
廣瀬社長
あのー、私どもが聞いてるのはですね。
どういう風に漁業協同組合にご説明するかというのを。
データを揃えてやらなければいけないな。
という風に思ったと、という事を述べてる人間がいるというふうにきいてます。


おしどりマコ
え、データが取りまとまってから公表しないと考えておられた。


廣瀬社長
だと思います。


おしどりマコ
わかりました、ありがとうございます。

 

 

 

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