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第25回福島県県民健康調査検討委員会 2016年12月27日 (福島県)

 

第25回福島県県民健康調査検討委員会はいつもより少し広めの会場で行われました。

関心を持たれる方々が増えたからかどうかはわかりません。

会場全体はこんな感じです。

前方部分

前方部分

真ん中部分

真ん中部分

後方部分

後方部分

検討委員会後に行われる記者会見 マコちゃんの質疑部分文字起こし

おしどりマコ
男女比について。
毎回男女比については清水一雄先生が質問されておられてますが何も回答がないのですね。
平成25年の6月に清水先生が委員になられて初回目も、2回目もずっと質問されておられます。
数えたのですが今日の質問で男女比の質問は7回目です。
初めの頃の回答は鈴木眞一先生が「途中なのでデータが揃っていないから解らない。」という回答で。
今日は「あくまでも経過を検討しないと解らない。」
というご回答でした。
先日の国際専門家会議に私も二日間全部、一日中取材しました。
その中で、研究しておられたベラルーシ医学アカデミーのユーリ・ディミチクさんが、「被ばく群と非被ばく群との3つの大きな変化のうちの一つが男女比の男児の割合が高まっている。」という事でした。
ディミチク論文以外でも日本国内の様々な学会で色々な方々(研究者)が自分が持っておられる小児甲状腺がんのデータを出しておられます。
去年の甲状腺学会では大分県の野口病院が、1961年から2013年までの128例の19歳以下の乳頭がんの例を出すと、15:113で圧倒的に女子が多かったんです。
この様に、集められるデータ、検討出来るものがあるにも関わらず、男女比に関する疑問を3年半放置しているのは何故でしょうか?
「県民の理解を助ける」という事で、議事録や傍聴に来られている方がもう100人近くおられますので、何故ずっと、ずっと度々出てくる質問の回答が出て来ないのか?
というのは、「県民の理解を助ける」上でも凄く単純な話だと思うのですが。
集めようと思えば様々なデータを集めて検討する事は直ぐにでも出来ると思うのですがいかがですか?

(傍聴席から拍手)

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星 座長
えー、男女比の問題。
それもそうですね。
はい、大津留先生何かコメントなどありますか?


大津留委員会
まず、男女比のもんだいですが。
スクリーニングではなくて臨床的に見つかってる甲状腺がんで、若い時の方が男女比は小さくて、だんだん男女比が上がってくという、これは事は分かっています。
ただその、臨床的ながんの比率に、その若年者でもがんの比率に比べて今回検診している比率は確かに男女の広がりが臨床的なものよりは少ないという事ですけれども。
それがどうしてか?という事に関しては現段階ではまだちょっとわからない。というのが先ほど清水先生との議論でもあったところです。

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大津留委員


おしどりマコ
はいそうですね。
私も清水先生のご指摘から様々な論文をずっと調べているのですが、スクリーニングによって男女比が縮まるという論文はないのですね。
逆にスクリーニングでによって男女比が広がると、女子の割合が多くなる事が書かれている、そういう論文は海外でも様々でています。
スクリーニングをして男女比が縮まるという事に関しては、やはり大きな疑問が、どの文献を調べても残るんです。
なのでこの疑問に関するご回答が3年半毎回質問に、ほぼ毎回出ているけれども回答が出ないというのは、、。
すいません、それはどこで検討されてどういう考え方なのでしょうか?
勿論、臨床の比率とスクリーニングに関する論文も読んだ上で質問しております。


大津留委員
その読まれた論文の多くはですね、スクリーニングして比率が上がるというのは、大人の例が多いと思います。
で、こういう年齢での時にどうか。
という事はまだちょっと、結論が出てない。
しかもその、スクリーニングの間隔とかスクリーニングをやってる機器も時代が違いますから、そこら辺を総合的に判断しないと難しいと思います。


おしどりマコ
あの、仰る通りだと思いますが。
頻度で仰るなら、スクリーニング頻度とこの2年に1回、2巡目・3巡目の検査での今回検診68人発生しているという事で。
スクリーニング頻度と疾患発生頻度を相関して判断できることも色々ありますよね?
その事を検討されている、若しくは議論するのは甲状腺評価部会長だと思っているのですが、なぜ2巡目が終わったところで甲状腺評価部会が開かれないのでしょうか?
前回(第24回福島県県民健康調査検討委員会)では「2巡目が終わった段階で甲状腺評価部会を開催する」と。
その様なご回答を一旦頂いておりますので、それが変わって「国際専門家会議のなんとかを受けて」という風になって少し驚いたのですが。
前回と考え方が変わったのですか?

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星 座長
そこはちょっと誤解しないでいただきたいですが。
甲状腺評価部会については、2巡目の検査のデータの出方をみて開催します。
で、部会長からもご意見いただきましたのでメンバーについても必要ならば見直す必要があると思っています。
これとはまた別な次元で私が申し上げたので、混乱さしてしまってるのかもしれませんが、それはしないとは申し上げていません。


おしどりマコ
わかりました。
すいません、ちょっと意地悪な質問なのですが。
「国際的」「科学的」「中立的」「専門的」「第三者的」と仰ったこの国際専門家会議は、星先生ご自身は出席されておられたのでしょうか?


星 座長
はい?

星 座長

星 座長


おしどりマコ
その専門家会議に。
笹川財団が開かれていた国際専門家会議に星先生ご自身は出席されておられましたか?


星 座長
私は行っていません。


おしどりマコ
提言を読まれたのみという事ですね。


星 座長
あ、提言は読みました。

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おしどりマコ
わかりました。
では、ベラルーシのディミチクやウクライナのボグダノワ、ロシアのルミアンツェフ。
チェルノブイリ原発事故での小児甲状腺がんについて発表された3人の研究者は甲状腺検査について、「とても有意義だ」「するべきだ」と「超音波スクリーニングすると無再発生存率が高まる」と言ったのはルミアンツェフです。
「頻度が高まっている微小がんを検査する事は重要だ」と言ったのはタチアナでした。
あの、専門家とおっしゃいましたが。
チェルノブイリ原発事故で小児甲状腺がんを調査した3人の専門家は3人とも小児甲状腺検査の有益性を話しておられました。
ですので、提言だけを読んで、ちょっと私意地悪な取材をしましたが、提言作成会議で協議した招聘専門家は彼らの発表を聞いておられない方が何人かおられるんです。
ですので、肩書きと提言だけで判断するのは少し問題があるのではないかと思っています。

(傍聴席から拍手)


星 座長
はい、ご意見ありがとうございます。