2016年12月5日 東京電力 定例会見 資料の準備が間に合わず30分遅れて開始された

2016年12月5日 東京電力 定例会見
資料の準備が間に合わず30分遅れて開始された

1回目の質問

おしどりマコ

昼の会見で伺った、計測機器を運んでいた方、炉注の停止について伺います。

運んでいた計測機器の重量は分かりましたか?

 final

 

東京電力岡村氏

確認中です。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

この、、、。

 

 

東京電力岡村氏

少々お待ちください。

3キログラムと確認されました。

 

 

おしどりマコ

で、この方は1Fでの経験が6か月という事ですが、そのほかの原子力作業や計測機器を用いた計測作業の経験というのはどれくらいなのでしょうか?

 

 

東京電力岡村氏

ま、20代男性という事で、比較的まだ若手という事かと思いますが。

計装の経験については、6カ月の計装作業、計測制御設備の関連した作業の経験年数としては同じく6カ月。

 final

 

おしどりマコ

はい、原子力作業と同等ですか?

という事は1F作業が、同じような作業としては初めて、ということになりますね。

 

 

東京電力岡村氏

そういう事になりますね。

 

 

おしどりマコ

分かりました。

先ほど岡村さんが冒頭に、、、。

 

 

東京電力岡村氏

あ、すいません!

今の件で、計測制御の作業という風に申し上げましたが。

まだまだ新人の類であろうかと思います。

そう云った意味で片づけ作業という事で今回従事しております。

それに類した、これから活躍を期待するような若手ということになります。

 

 

おしどりマコ

分かりました。

この作業の方々は4名で1班という事ですが。

その他の3名の方の年代とそれぞれの経験年数はどれくらいでしょうか?

 

 

東京電力岡村氏

そちらについては、直接調べてませんが。

当該の人間に対して、20代という事でお伝えしました。

 

 

おしどりマコ

はい。

あの、すれ違った時によろけたという事で、同じ班の中で経験年数が十分にある方やこの壁にあるスイッチがどのような意味を持つのか理解している方がどれくらいいたのか。

と云う事が知りたいのですが。

一緒に作業していた方の経験年数や年齢も教えていただければと思います。

 

 

東京電力岡村氏

そう云った件につきましてはまだ、手元に資料がございませんので、後日確認させていただきたいと思います。

 

 final

おしどりマコ

はい、よろしくお願い致します。

で、岡村さんは冒頭の説明で。

他のLCO逸脱事例についても質問へのご回答をされていたと思うのですが。

ご回答されていたのは炉注関連と同等のLCO逸脱が2件。

他LCO逸脱全般として3件。

計5件のご説明をされていたと思うのですが。

それで宜しいでしょうか?

 

 

東京電力岡村氏

はい、今現時点での説明は5件としましてけど。

LCO全体としてはですね、他にもいくつか、あのー。

3件だけではありませんので、例示させていただきました。

 

 

おしどりマコ

そうですよね。

その他という事だったので、全部としては少なすぎるなと思いました。

先ほどのご説明では、全部みたいなイメージだったので。

炉注としてもまだ他にありますよね?

 

 

東京電力岡村氏

炉注水量に絡むLCO逸脱については今私たちが調べた段階ですと。

2012年の8月と2013年10月が直接的な炉注に絡むLCO逸脱と。

 

 

おしどりマコ

なるほど。

 

 

東京電力岡村氏

で、これが3件目という事になります。

 

 

おしどりマコ

あの、2012年11月に3号機の原子炉注水系の流量増加でLCO逸脱してますよね?

任意の24時間以内で1㎥/h 以上の流量増加はLCO逸脱という事で、2012年の11月も同じく3号機の炉注系でLCO逸脱しているのですが。

 

 

東京電力岡村氏

すいません、今手元で確認取れてませんのでしたので、、。

 

 

おしどりマコ

分かりました。

あと、LCO逸脱としても2016年、今年の4月に高温焼却炉建屋水位上昇も。

あれもLCO逸脱ですよね。

final

昼間の臨時会見ではほぼ満席だったが定例会見になると記者の人数はいつも通り10人を切る

 

 

東京電力岡村氏

そうです。

各設備そういった個別の水処理設備ですとか、幾つか経験しております。

 

 

おしどりマコ

そうですよね、ありがとうございます。

昼の臨時会見でLCO逸脱関連で、御社が通報公表区分 http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/handouts/2016/images1/handouts_160201_04-j.pdf に定められた、迅速な公表の30分以内の通報と、その30分以内の一斉メール。

これが守られていない件数というのはどれ位か把握しているか?

という事を伺っていたのですが。

お調べいただけましたでしょうか?

 

 

東京電力岡村氏

先ほど会話させていただいた中身ですけれども。

30分の通報連絡、これが条件。

その後30分を目安にしっかりとお伝えしていく一斉メール。

という状況を確認しています。

その際にですね、本般の一斉メールの時間も含めて、当社の情報公開。

迅速なメールによるお伝えの仕方。

この目安である30分につきましては、従前からの努力目標、非常に重要な努力目標と考えてます。

何件上手く行って、何件上手くいってなかったか。

という事を今、この瞬間までしっかりと把握する事については、実施してませんが、特に最近ですと比較的に通報連絡のタイミング・間隔があくような、時期になって来てます。

例えば、震災当初の2、3年ですと1日に何件もという事もありました。

その都度色々な反省も込めて記録してますが、特段その件数につきましては、今般重要な事ではないというように考えてますので控えさせていただきますが。

もちろん、30分の時間でしっかりと一斉メールにて皆さんにお伝えするという。

これは重要な目標で、我々は一切それを下すつもりはございません。

これからもしっかり目標に向かって、迅速な情報伝達それから中身についてもですね、わかりやすく、お昼の会見で「少しメールの中身が分かりづらい」というご指摘もございましたので、そういった中身の最適化というのを引き続き改善して参りたいと思っております。

 

 final

おしどりマコ

ありがとうございます。

少し途中で気になったのですが「件数を把握することは重要なことではない」とおっしゃっておられまして。

御社が定めた目標をどれくらい迅速に公表するか、ということをどれくらい守ってないのかということは重要な事ではないのでしょうか?

 

 

東京電力岡村氏

ちょっと言葉があれ かもしれないですけれども。

「重要なことではない」というよりも、しっかりとその30分の目標に照らしてですね、えーと、仕事をするということ。

それから、中身についても適切な情報が正確に反映されているかどうかというのは逐次遂行してお出ししていますので、そことのバランスを取るということです。

第一報の通報連絡、それから第二報の通報連絡が直後に出てしまった場合では、メールによるご連絡について、第一報・第二報を上手に入れ込んでわかりやすく遂行するという作業を今般続けておりましたので。

そういったところもしっかり取り入れしていくという事になろうかと思います。

 

 

おしどりマコ

なるほど、私が調べた限りですが。

福島第一原子力発電所事故以降LCO逸脱は8件 あったのですが、そのうち公表が遅れたのは7件です。

この目安を守られていたのはたった1件 のみなんですね。

で、私も岡村さんが先ほどご説明されたとおり最近は通報公表が遅くなっていて以前は早かった。

と思っていたのですが、すいません、以前から遅いです。

2012年からLCO逸脱から2時間20分後や、1時間45分後など2012年、2013年ですらLCO逸脱宣言後から2時間後の公表になっています。

あの、私は昼に「昔は情報公開が早かったけれども今は後退している。」

と言ったのですが。

昔から情報公開は遅いです。

そこは訂正します。

通報公表区分が、何度か訂正(更新)されましたが、しかしLCO逸脱という一番重要な事象の通報は30分通報、30分目安の一斉メールということで、30分でメールということで。

これはほとんど守られていないというのは、何かしらの把握なり対策なりどうされるのでしょうか?

私、毎回毎回「 なぜ公表が遅いのだ」と聞いてるのですが、一向に対策がとられていない、守っていない件数も把握していない、ということですので。

ちょっと疑問に思うのですが。

これは何の意味で作っておられるのか?

 

 

東京電力岡村氏

一斉 メールが遅い事に 関しましては、我々も 把握して、自覚して認識しております。

そのための改善を逐次仲間内でしっかり反省をして改善策を立てると。

事象に付きましては、逐次ケースバイケースで、接するものですから、その中の情報を通報連絡の後、中身をしっかり吟味咀嚼をして分かりやすい文章に変えるという作業している時間軸。

それと、30分を目安に早くださなきゃいけないというそこのバランスをとっている中で、なかなかその30分以内にしっかりとした中身をお出しできずに「もう少し、もう少しもう少し」と遂行の時間が掛かってしまっているというのが実態かと思います。

 

 

おしどりマコ

今回の LCO逸脱は、原子炉の冷却装置が止まるという最も重要なLCO逸脱です。

メタクラの以前にあった瞬停とかは比較にならないくらいの、一番重要な通報基準として公表区分AやBが割り当てられるものです。

原子炉の冷却が止まっていた時に公表すら、御社が作った目安すら守らないというのは、「公表のわかりやすいように迅速に」と口ではおっしゃいますが、今までの事例から何も対策をとっておられない。

何も今後に反映しておられない。

今までで一番重要な事象が起こったにもかかわらず、迅速な公表が、対策がとられていないというのはかなり重要なことだと思うのですが。

 

 

東京電力岡村氏

はいあの、注水の停止につきましては、時系列に付きましては、昼間説明させていただいたとおりですけれども。

LCO逸脱宣言を10時30分に出させていただいて、その後直ちにポンプを。

10時59分にポンプが起動しております。

その作業と並行して、第一報。

それから第二報を出し、一斉メールにはその情報を両方入れ込んで、分かり易くお伝えしたつもりでございます。

 

 

おしどりマコ

なぜその第一報の時に、公表されなかったのですか?

原子炉注水が再開しなければ、公表しないのではないか。

という風に読めてしまうのですが。

 

 

東京電力岡村氏

それは、感想 という意味でございましょうが。

そういった意図はございません。

そこは時間軸で。

ポンプが再起動してしまった後に出すという時間軸の流れになってますので。

そこはしっかりと第一報・第二報の中身を入れ込んで一斉メールの文案を作っていくと。

その時間軸として11時46分に一斉メール発出と。

いうことになりました。

 

 

おしどりマコ

すいません。

「ポンプを再稼働してから一斉メールをする時間軸」

というのが少しわからないのですが。

それ通報公表区分には一切関係ないですよね?

LCO逸脱の判断から30分以内に通報。

30分以内に一斉メール。

という、これは「ポンプを再稼働してから連絡」ということは一切書いていないのですが、通報公表区分のなかには。

原子炉注水系のCST系が冷却を失った場合のLCO逸脱の公表区分。

丁寧に書いてますが。

これポンプを再稼働してから一斉メールというのは、内規ですか?

 final

 

東京電力岡村氏

それはありません。

私の説明がちょっと悪かったのかもしれませんけど。

繰り返しになりますけど10時58分に、第一報の通報連絡を出しております。

でその後、結化して11時46分ですから概ね、40分ぐらいですので、30分を目安にお送りするというルールからは、大きく遅延しているというふうには考えていませんが、その間一斉メールの文案につけましては、第一報と第二報がその間に出されてますので、それを入れ込んでお伝えしたかったと言うようなところが理由になります。

それを持ってこれでよしというふうに言っているわけではありません。

引き続き、第一報通報を出してから、30分以内の正確かつ迅速なお伝えということがしっかりと我われとして、宣言しておきたいと思います。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

ちなみに、公表区分としては最重要の「A区分」ですよね?

 

 

東京電力岡村氏

はいその通りです。

 

 

おしどりマコ

「A」ですよね。

はい、わかりました。

11時46分一斉メールということですが。

すいません、私だけかもしれないのですが、11時51分の時間でメールが届いたのですが。

これは順次送っているから私は遅めだったということですか?

 

 

東京電力岡村氏

はい、ウェブの状態によりますね。

46分に発出・・・・なイメージで進めていました。

 

 

おしどりマコ

なるほど、わかりました。

ありがとうございます。

今後毎回毎回、「迅速な公表を」ということで仰っているのですが。

まぁLCO逸脱が8件中7件目安がが守られていないということで。

何かしら対策なりをとられるのでしょうか?

それともこれもやはり「今後頑張ります」という努力目標、口約束ということだけになるのでしょうか?

 

 

東京電力岡村氏

口約束と言われてしまうとなかなか恐縮なんですけれども。

努力目標としてはその数字は掲げております。

分かりやすさという点で、しっかりとメール文案ですね、メールの情報伝達の中身を吟味する必要があるということ。

情報の垂れ流し、あるあるいは非常に不適切な不的確な情報がただ垂れ流されるというだけではお伝えになりませんので、その時間の品質と目安30分でぜひお伝えしたいというところの両立を図っていくということになります。

もちろん先ほどの、なかなか30分守れていない、いなかったような事例については、仲間内でいろいろ議論をして、作成・審査・承認という流れも当然社内ですからありますが、そういったところも電話連絡あるいは口頭での確認いろんな工夫というのはこれまでも図ってきてます。

 

final

おしどりマコ

はいありがとございます。

では要望があった、ということで私も要望いたします。

メールでのわかりやすさではなく、迅速な発表を要望します。

そして、もう原発事故から5年、6年経ってますので、地元の方々や関心を持っている方々はかなり情報をきちんと読み解くこともできます。

逆に、大学卒業して記者になった方はご存じないかもしれないのですが。

分かり易さではなく。

情報を御社が、何かしら表現を変えたり、何かしら付け加えたりではなく。

一次情報を迅速に淡々と出してください。

よしくおねがいします。