2016年07月04日_東京電力定例会見

2016年07月04日_東京電力定例会見

おしどりマコ

月末に出されている被ばく線量評価について伺います。

皮膚と水晶体の等価線量が、4月の速報値と4月の確定値。

先月出た4月の速報値と今回出た4月の確定値で。

なぜ、皮膚の確定値のみ人数が上がり、水晶体の確定値の人数が下がったのか。

その理由を知りたいのですが。

APDの70μm線量当量で、皮膚と水晶体の速報値として使用して。

その後、ガラスバッジなどを反映させる仕組みは存じているのですが。

水晶体の等価線量の、速報値と確定値と比べると、人数が下がっているが疑問なので教えていただけませんか?

 

 

東京電力岡村氏

水晶体と皮膚、特に指先、手ですけれどもそういったところは、β染装備としてリングバッジを付けるんですね。

それはもちろんご存知かもそれませんが、そういったところで、水晶体の部分と、もし手作業した場合に、手先のリングバッチの値がAPDの数字よりずれていた場合には、皮膚の方はリングバッチの方を優先するという判断になってきます。

 

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おしどりマコ

あ、はい、それは存じているのですが。

水晶体が、具体的に言いますと。

4月の速報値では10mSv~20mSvの等価線量の方が、23名なのですが。

確定値だと19名なのですね。

なのでガラスバッジを反映した時点で人数が下がるというのが、理解ができなかったのでご説明いただけませんでしょうか?

 

 

東京電力岡村氏

あの、リングバッチ等を勘案して補正をかけて、補正といいますか判断をする、評価するということだと思うんですけれども。

 

 

おしどりマコ

あの、水晶体はゴーグルに線量計をつけている方々の分も少なくなったという事ですか?

ゴーグルに線量計を付けている方々はとても限られていると思うのですが。

 

 

東京電力岡村氏

ゴーグルに線量計はつけていません。

 

 

おしどりマコ

いませんよね。

 

 

東京電力岡村氏

はい。

 

 

おしどりマコ

はい。

ではなぜ、速報値から確定値の人数は減ったのでしょうか?

 

 

東京電力岡村氏

、、、無言、、、。

 

 

おしどりマコ

どういう考え方で、減ったのかと云うのを知りたいのですが。

 

 

東京電力岡村氏

ええと、すいません。

個別具体的な評価の内容は、こちらにデータがございませんので。

確認させて下さい。

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おしどりマコ

わかりました。

今まで速報値と確定値とで、APDからリングバッジやガラスバッジなどを反映される際に、人数が、まあその、なんて言うのでしょうか。

線量が高くなるような反映はあっても、特に水晶体の等価線量などは。

低くなるという様な事はあまりありませんでしたので。

どういった理由で人数が減ったのか、ということを教えていただければと思います。

あと、少し古い事例になってしまいますが。

今年3月の確定値では、皮膚の等価線量の方が突出して高い方がおられます。

75mSv~100mSvの方が1名。

50mSv~75mSvの方が2名おられます。

この方の作業内容を教えていただけますでしょうか。

すいません、毎月聞いているのですが3月の分はが聞いておりませんたので。

過去の分ですが、お調べして教えていただければと思います。

よろしくお願いします。

 

 

東京電力岡村氏

そちらにつきましては、この3月分ですと。

えっと、プロセス主建屋にアレバのスラッジという貯槽がありまして。

そちらの貯槽に関しまして、今現在、塩分を脱塩するような装置を設置工事をしております。

その設置工事に携わっている方が。

アレバの部屋は非常に汚染水漏れですとか、スラッジを漏えいさせたりすることもありましたので、線量が非常に高くなっております。

そういった所の床面に開いているマンホールから、色んな機器を入れるもんですから。

そういった所の作業をされた方と云うことでβ線量が非常に高くなっているという風に聞いております。

 

 

おしどりマコ

わかりました、ありがとうございます。

この75~100mSv 以下の1名と、50~75mSv の2名。

計3名の方は、プロセス主建屋、アレバの脱塩作業の方という事ですね。

 

 

東京電力岡村氏

はい、脱塩工事の作業をされた方になっております。

 

 

おしどりマコ

6月27日(23日)に規制庁へ面談されている溶接型タンク設置に関わる面談資料を見ますと。

現在の地下水流入量は、1日約400m3と評価。

という記載があるのですが。

確認ですが建屋に流入している地下水量は最新の評価で、1日400トンということなのでしょうか?

6月27日(23日)の面談資料です。

 

 

東京電力岡村氏

この会見の場で面談資料の答えを解説するのはどうかと思いますけれども。

それについては東京電力が個別にご相談している内容ですので、少し解説すると。

こちらの面談につきまして、タンクの今後の増設だとか、そういった所の見通しという事でご相談、面談に上がった資料であります。

で、ある意味仮定をおいて、保守的に定めるケースを数パターンぐらいお示ししているのですがこの7月1日から、非常に凍土壁が功を奏して流入が減ってくれる。

というような数字を使ってるパターン。

それから、それがなかなか効かずに上手く行かないパターンと云う風な物をお示しして、今後の必要な処理量、それを貯蔵するタンク量をお出しているものです。

今、仮定の数字という事で仮に決めて1日400トンぐらいと。

実際は今日示した通り、大雨が降れば非常に上がってしまうのですけれども。

おおむね1日300トン以下ぐらいの数字を先々週ぐらいまでは保ってた。

と考えておりますけれども、そうやって作った数字になります。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

保守的ということで。

地下バイなどを、稼働する何もしない状態で建屋流入量が1日400トンだったので。

保守的な数字ということなのですが、、、。

今日5月の地下水バイパスの排水量が出まして。

トータルとすると約8000トン/月なんですね。

月に8000トン地下水バイパスで地下水を海に排水しているにも関わらず。

やはり保守的数字ということでは1日400トンということになるのでしょうか?

 

 

東京電力岡村氏

複合的に色んな施策が、地下水の提言に対しては成されています。

上流からは地下水バイパスでありますし、後はサブドレンの稼働。

後はそれをバリアでブロックする凍土という事でやっておりますけども。

地下水バイパスの元々の効能、効き目というのは、8000トン/月うんぬんというよりも。

本来、1日400トンぐらいだったのを、1日300トンぐらいに下げる効果が出たという風に従前ご説明さしていただいていますが。

 

 

おしどりマコ

存じております。

 

 

東京電力岡村氏

ま、その状況が継続はしているんだけれども、後は降雨ですとか、いろんな状況を勘案すると、それが効かない、元の数字にに戻ってしまったというケースが400トン/日であります。

いま、おしどりさんがおっしゃったのは、ま、それが月に8000トンも出しているのに1日に400トンのままなのか。

ということについては、実際にはそれより少ない数字が平均的には観測されていますので。その数字を模擬したケースというのも検討しています。

 

 

おしどりマコ

なるほど。

勿論、5月の浪江の降水量も見てるのですが。

5月は殆ど降水はなかったので、降雨はそんなに影響していないと思うのですが。

では地下バイも今のところ、何かしら効いているという評価なんですね?

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東京電力岡村氏

あの、答えはイエスです。

地下水バイパス。

それから、サブドレン。

サブドレンは直接的な地下水の汲み上げですけれども。

地下水バイパスの上流側で元々流れていく筈であった量を減らしているという事で、概ね、何もしないときよりも100トンぐらいの低減効果は出ているという風に判断しております。

 

 

おしどりマコ

100トンですか、1日?

 

 

東京電力岡村氏

100トン/日分を減らしていると。

 

 

おしどりマコ

なるほど、初期の計画通りと。

 

 

東京電力岡村氏

初期の計画に対してということです。

仰る通りです。

 

 

おしどりマコ

別件ですが。

先月末に新潟県の技術委員会に、御社の第三者委員会が報告された際の取材をしましたが。

その中で出てきた事で。

第三者委員会の方のご説明で。

「取締役は幹部級ではなく、一般社員の方を第三者委員会がヒアリングする際は上司が立ち会った」と。

で、「ヒアリング対象者を一般社員を単独でのヒアリングは、東京電力から問題。ということで、上司が同席。」ということがあったのですが。

これは、東京電力の意向でそういう上司が同席してヒアリングという形にしたのでしょうかか?

第三者委員会の説明ではそうでしたので。

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東京電力広報

ええ、あの、広報からご説明させていただきます。

えっとですね、第三者委員会よりヒアリングという特殊事情もございましたので。

一般職の、あの、ま、いわゆる組合員の社員ですけれども。

ええ「質問に答える際に、落ち着いて答えられるように」ということで。

こちらから、当社側から、現在の当時の上司ではなくて、今いる所属の上司に「同席しても宜しいでしょうか。」ということで第三者にお願いをしたという経緯がございます。

で、それに対して非常にまあの、差し出がましい言い方ですが。

第三者委員会様の方からもええ、まあ客観性について影響は無いだろう。

という、多分ご 判断のもとで許可を頂いたというのが事実でございます。

 

 

おしどりマコ

上司の同席でのヒアリングは、東京電力から依頼したという事ですね。

確認ですが。

 

 

東京電力広報

そうです。

はい、そうです。

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おしどりマコ

わかりました。

それは大体、何名ぐらいですか?

 

 

東京電力広報

具体的な数は手元にございません。

確認させてください。

 

 

おしどりマコ

はい、教えて下さい。

で、当所第三者委員会の調査には、東京電力は「ノータッチだ」ということを何度も何度もご説明されておられましたが。

これは東京電力が依頼したと。

上司のヒアリングの立ち合いは依頼した。

ということですね?

 

 

東京電力広報

そうですね、ま、今依頼という言葉だともしかしたら強いかもしれません。

「ご相談させて頂いた」と訂正させて下さい。

相談させてもらった結果、第三者委員会の先生方から許可を頂いたという状況でございます。

 

 

おしどりマコ

わかりました。

佐々木弁護士は「一般社員を単独でヒアリングするのは、東電内で問題」ということを言われたという風に、そういう言葉でご説明されたのですが。

 

 

東京電力広報

はい、あの、先程もちょと申し上げましたが。

一般職のまぁ、社員という事で。

今回、ヒアリングを受けたのは一般職の社員ですので、先程も申し上げましたが。

まあ組合員の方でございます。

そういった意味での配慮といいますか。

会社としてのお願いという事でございます。

 

 

おしどりマコ

すいません。

その配慮が少しわからなかったんですが。

 

 

東京電力広報

配慮といいますか落ち着いて、弁護士の先生方に対して落ち着いて答えられるようにという、そういった考えだったと聞いております。

 

 

おしどりマコ

それはヒアリングを受ける代表の一般社員の方からの要望だったのですか?

 東京電力からのアドバイスだったのですか?

「 落ち着いて答えられないから、上司が同席して欲しい」という要望があったのでしょうか?

 

 

東京電力広報

おそらく、色んな人間が受けておりますので、そういった要望を持っている人間もいたと思います。

 

 

おしどりマコ

すいません。

推定ではなく、具体例で。

あったのか、なかったのか。

 

 

東京電力広報

、、、無言、、、。

 

 

おしどりマコ

実際にヒアリング対象者からの要望で東京電力御社が相談したのか。

推定で動いたのか、どちらですか?

 

 

東京電力広報

推定で動いたとか、依頼があったとか。

あの一般的に、そういう弁護士の先生にやっぱり会うというのは、非常にあの特殊な事情だということはご理解いただけると思うのですが。

そういった中であの、おそらく受ける方の心配もあったと思います。

 

 

おしどりマコ

あの、背景ではなく質問の趣旨は。

具体的にヒアリング対象者からの要望があったのか、なかったのか。

という事です、推定ではなく。

 

 

東京電力広報

そう云う意味では具体的にですね。

今、何人から会ったとかいう事は申し上げる事は出来ませんけれども。

一般的に、あのー。

 

 

おしどりマコ

あ、一般的だったらいいです。

分かりました。

で、もう1件、新潟県の技術委員会での質問の中で。

今回、メルトダウンの判定基準が書かれていた原災マニュアルが、今年2月に発見されたということで。

そのそもそもの経緯。

「ラックで発見された」という事ですが。

そこの記載が、今年の1月に東京電力御社が「福島第一原発の事故対応に関して、法令に違反している事実の有無を調査する事となった」と。http://www.tepco.co.jp/press/release/2016/pdf/160616j0301.pdf (P65中段)

その調査を命じられた社員が、マニュアルをいろいろ当時のを見ている際に見つけた。

ということなんですが。

技術委員会の委員からも質問が出ていましたが。

この「福島第一原発事故の対応に関して法令に違反している事実」というのは、具体的に何でしょうか?

 

 

東京電力広報

ちょっとご質問の趣旨をもう一度教えていただけないでしょうか。

 

 

おしどりマコ

はい。

このメルトダウンの判断基準が書かれている原災マニュアルが見つかった経緯のところに。

具体的にいいますと、報告書の65ページhttp://www.tepco.co.jp/press/release/2016/pdf/160616j0301.pdf だが。

「今年の1月頃に東京電力において、福島第一原発の事故対応に関して法令に違反している事実の有無を調査する事となった」と。

その調査を命じられた社員が、本件事故当時の本店の緊急時対策本部の職務代行者の順位について調査するため、社内規定を調べた。

その際に、原災マニュアルが見つかった。

という事なのですが、そもそもの発端のこの事故当時に法令に違反している事実と云うのは具体的に何か?

ということを新潟県の技術委員会でも質問があったのですが。

佐々木弁護士は、「ヒアリングしていて、その話が突然出てきて、私も意味がわからない。どういうことになったのか。とにかく、ご本人がそうおっしゃるからそうなのかなと思った。」と。

第三者委員会は、マニュアルが発見された、この発端となったこの

「事故対応に関して法令に違反している事実」

という中身が全くわからない。

という質問でしたので。

これは一体何だったのか具体的に教えてください。

 

 

東京電力広報

、、、無言、、、。

 

 

 

東京電力岡村氏

あの、ちょっと確認さしていただきたいのですが。

元々要するに、10条、15条通報を出していくという、法律の定めに関しまして。

結果的には15条通報の中の必要なそこで情報として提示しなければいけない炉心溶融、という情報について。

結果としてそれが出せなかった、出さなかった、出せなかった。

そういう様な背景が、言葉を変えればルールに決められている、法令に決められている通報ができなかった。

ということで、その法令に違反しているのではないか。

という観点で、とにかく準拠すべき手順、手引きを探そうと理解しておるんですけれども。

 

 

おしどりマコ

いえいえいえ。

第三者委員会のご説明ではそうではなく。

その法令に違反している事実の有無を調査する際に。

「どの者が処罰対象になるのか、職務代行者の順位を調査する必要があった」と。

実際に処罰対象者を捜すために、誰が責任者だったのか、職務代行者の順位を調べたということなんですね。

なのでこの原災マニュアルが発見された発端となった、この「事故当時の法令に違反している事実の処罰対象」という内容が。

この原災マニュアル、メルトダウン公表遅れに関係しているのか、なかったのか。

ということも、第三者委員会では「分からない」という回答だったんですね。

たまたま、ラックの中にあった原災マニュアルを、たまたま、別の社員が見つけたと。

その当時の原災マニュアルがなぜ出てきたか、というと。

当時の職務代行者の順位を調べる必要があったという事なんですね。

ではなぜ、当時の職務代行者の順位を調べるかというと。

法令に違反している事実の有無を調査するためだ。

という経緯が書いてあるんです。

これが新潟県の技術委員からの、そもそものコレは何だ?ということだったんだが。

第三者委員会の委員は、「ご本人がそうおっしゃるからそうなのかなと。私もこれはどういう無いようなのかなと思った」という分からないというご回答だったので。

具体的に今年の1月の調査は何をされていたのか、ということを教えて頂ければ。

なぜ、職務代行者の順位を調査する、処罰対象という説明をされておられましたので。

佐々木弁護士は。

「処罰対象者を明確にするため、職務代行者の順位を調べてその際に当時のマニュアルを調べる必要があった」ということだったのですね。

なので、これは発端となったこの1月に調査されていた件は何だったのか。

ということを教えて下さい。

 

 

東京電力岡村氏

確認してお調べします。

 

 

おしどりマコ

はい、おねがいします。

 

 

東京電力広報

申し訳ございませんでした。

 

 

東京電力岡村氏

今、おしどりさんの質問で、すいません私、勘違いの可能性があります。

3月の皮膚の透過線量に関するチャンピオンと云いますか、数字の大きい方のですね。

そう云った所の作業内容につきまして、「スラッジの作業ですよ」と申し上げましたが。

4月分と3月分を私が勘違いしているかも知れないので。

おしどりさんの質問は3月の皮膚の透過線量に関しての作業での被ばく線量の大きかった方。

そちらの作業の内容につきましてはもう一度確認させて下さい。

私の勘違いの可能性があります。

 

 

おしどりマコ

わかりました、ありがとうございます。

よろしくお願いします。

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