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情報公開の後退。以前は紙資料で発表していた物が、今では質問しないと出てこない。

Byoshidori-makoken

3月 30, 2017
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2017年3月27日 東京電力会見

おしどりマコ
動画のご説明の時岡村さんが「浮遊物を見ると流れが少しある」とご説明されていたが、カメラが真下に降りていない可能性、少し流される可能性というのはあるのでしょうか? 具体的に言うと、D0の①ところで「浮遊物を見ると流れがある」という風に解説されてました。


東京電力岡村氏
そうですね、D0とD1、D2辺りを比べるとD0の方が少し水中の浮遊物の流れというか動きがあると。 画面の左上から右下へ流れていくイメージがあると申し上げました。 ただ、浮遊物自体もカメラの上下の拡販される水の流れができて揺れる事もありますので、申し上げたかったのはD0の所はそういう傾向がある。 D1、D2辺りになりますとおそらくカメラの上下の運動で渦が出来て動いてるようなイメージがあると考えてます。

おしどりマコ
ありがとうございます、カメラは常に真下へ降りて行っているという事は担保してあるという事でしょうか?

東京電力岡村氏
はい。 ご説明させていただきますと。(モデルを使って) こういった自重でつりさげるようなカメラの構造になっていますので、概ね下をむいていると。ただ、ドラムに(ケーブルを)巻く構造でもありますので、少し巻き癖が付いている場合もありまして、ちょっと斜め下を向いてるような場合もあります。

おしどりマコ
分かりました、ありがとうございます。

東京電力岡村氏
カメラと浮遊物で重さが違いますのでそういった意味ではカメラの映像としてはぶれていないと考えています。

おしどりマコ
ありがとうございます。 あと、青い色のものというのは、おそらく光量が足りない場合の青被りのような物かなと思うのですが3月21日、22日のD2・D3の時は青被りしておりませんでした。 これは2012年の時の内部調査の時も青い色が視られていましたが、その後青被りのカラー調整などはされてないのでしょうか? 2012年の時は光量が足りなかったからなのか、今回は調整したら青い色の色補正がきちんと出来るのかというのが質問です。

東京電力岡村氏
これもお答えになっていますかどうか。 画像の解析を今後詳細にノイズを取る等の作業を含めてやzってます。 今、P-MOLFにつけたカメラのカラー補正みたいなものについても、現物は既に使用済ですけども、若干こちらの方で補正させて調べていきたいと考えております。

おしどりマコ
分かりました、2012年の1号機の内部調査の時は青い色の物は青い色に見えると、そのままで色補正無しで調査は終わったんですが、今回は少し色補正するかもしれないという事ですか?カメラを取り出せたので。

東京電力岡村氏
そういう意味では評価を今後実施していく事になります。

おしどりマコ
分かりました。 ロボットを中に入れる前に、映像のモックアップで光量が足りない場合などの事前の青被りの調整などはしなかったのでしょうか?

東京電力岡村氏
実態としてはそのカメラの基本性能という物があるんですけども、基礎データという意味ではこの現物に関してのデータは持ち合わせてないと、認識してますが、ただ予備品や同じ性能のロットのCCDカメラというのはありますので、そこの調査をしていきたいと思います。通常に写して何か青被りのが発生するようなカメラであったかと、いう事に関しては発生していないと思います。

おしどりマコ
いえいえ、モックアップで、同じように水中で・そして光量が足りない場合青被りするかどうか、という色補正を事前にしなかったかどうか?という事です。 カメラの性能では無く。

東京電力岡村氏
それも今後、格納容器の底の水質だとかを再現する訳にはいきませんが、調べていきたいと考えています。 同じような水中での見え方の一つのモックアップを実施して検証していくと聞いています。

おしどりマコ
はい。

東京電力岡村氏
モックアップの時はですね水の中でのその何か色被りの青被りをしやすい特性があるかどうかにつては、特段なかったという風には聞いてますが、もう一度確認をしていくと、、。

おしどりマコ
ありがとうございます。 あの、すいません、質問の仕方が悪いのか。 モックアップで同じような光量で水中でどの様に見えるか、青被りのするか、色補正が必要かどうかという調査を事前にされたのか、どうか。 というのが趣旨です。 10の7乗レベルの滞留水ですので再現は本当に難しいと思いますので、水中で内部のような光量で、まあ暗い所でだとどれ位青被りするか。 という調査はされましたか? というのが趣旨です。 把握されてますか?

東京電力岡村氏
はい、また今後しっかりと調べていきますが、水中だとか、暗闇だとモックアップには青被りというのは確認されていない。とお聞きしてます。

おしどりマコ
なるほど、では半導体カメラで高線量の物が、まあ性質はちがいますがオートラジオグラフィーなどは放射線により青色色素が沈着しますが、何かしら高線量の物で青く見える可能性もまだ、、、青く見えるというか何かしら発光してるようなものが半導体カメラに映るという事もあるということですか?

東京電力岡村氏
あのー、まだ対象物がどういう形か、という事がよく分かりませんので、回答する訳にはいきませんが、映像を連続的に見ますと、例えばU字型をしてるように見える。堆積物、砂の堆積物の上に落ちてるもの、あれはげんえいから寄っていきますと、ある時点でパッと変わるんですね。遠い所から引きで見ますと若干灰色がかったものに見えますので、色調という意味で変化が生じる可能性はあると思います。 申し越し映像の検証という意味でチェック確認していきたいと思います。

おしどりマコ
わかりました、ありがとう御座います。 増田さんが先ほど、「新たなロボット開発・ロボットで」ということをおっしゃってましたが、原子力規制庁の監視評価検討会で2号機の内部調査で 「ロボットより棒付きカメラの方が良い調査なので、ローテクも活用して」というご発言もあったのですが、それをどのように受け止めていますか?

東京電力増田CDO
私もその通りだと思います。 何もその、精度の高い他のロボットを作らなくてももっと単純にわかる方法があるのだったらそれをどんどん採用するべきだと思います。 特に2号機は、もともとの目的がロボットがアクセスする通路がちゃんとあるかどうかを確認するためのカメラだったわけですけれども、結局はあのカメラで撮った格納容器の圧力容器の下のグレーチングが、大事な情報になりましたしあれの画像処理をすると相当なところまで見えるというのは、我々もやっぱ画像処理技術って凄いんだと思うんですね。 やっぱりそういうところにも頼るというのが、簡単にできるという理由にもなりますから、やっぱりあの積極的に取り入れていくというのは規制庁の方のおっしゃるとおりだと思います。 そこについては、我々も決してどっちかをやらなくちゃいけない、というのではなくて、いろんなやり方で何とかやっぱり探してデブリを取り出すということにつなげていきます。

おしどりマコ
なるほど、ではあの先ほどの質疑の中にもあったのですが。 デブリの確認をするときにロボットだと少しなんといますか、準備に時間がかかりますので、棒付きの事前調査のカメラをあちこちに入れていくという、、。

東京電力増田CDO
いえいえあちこちというのはちょっと無理だと思います。 やっぱり、入れる場所というのは限られていますし、入れたところからガイドパイプがどうやって伸びているか、という時になんといますか、いろんなところに行ってくれないから、行ける場所が限られるのですね。それでもうまく測定できる場所には入れる、というのはすごく価値があると思います。 そういったところを探したら、ふさわしいところがあったら、それを使ってやるということになると思います。

おしどりマコ
ありがとうございます。 今回のもの、1号機の内部調査が1、2ヶ月程度でまとめが出るということですが、2号機の内部調査のまとめについて、線量や温度などのデータがその後出るということですが1ヶ月経ちましたがまだ出ていません。 いつごろでてくるのでしょうか?

東京電力増田CDO
すいません今私持ち合わせてないのですがまだちょっと、評価しているというふうには聞いています。すいません、はい。

おしどりマコ
まだかかると。 わかりました、で後ですねその作業員の方々の被ばく線量について。 最大の値について先ほど増田さんがどういう風にしていくかということをおっしゃっておられたのですが、2012年の内部調査の時は毎日、日々の作業と最大の被曝線量というのは毎回、、。

東京電力増田CDO
今回もそれを出していると思っているんですけど。

この時、岡村氏が増田CDOへ慌ててメモで何かを伝えた。

  おしどりマコ
いや、出てないんです。 なので、私2号機の内部調査の時から過去と同じように公表して欲しいと言っております。 で増田さんに直接お伝えしたほうが早いと思いますので。

東京電力増田CDO
解りました、ちょっとそのやり方は考えます。 その、。

おしどりマコ
はい。 2012年過去と同じように。

東京電力増田CDO
いやごめんなさい、過去と同じに出すことが重要なのではなくて作業によってどういう被曝をして、どういう仕事をして頂いたか、ということが大事だと思うんですね。

おしどりマコ
はい、おっしゃるとおりです。

東京電力増田CDO
ですからその、過去と同じになるかどうかは別ですけども、何らかの形でお知らせできるようにはしていきます。

おしとりマコ
わりました、口頭のみですので過去と同じように、、。

東京電力増田CDO
口頭、口頭ではダメなんですか? 口頭でだめな理由はなんなんですか? 今口頭では岡村たちがやってくれてると思っているんですけれども。

おしどりマコ
はい、紙資料で出していただければ質問を毎回せずに済みますし、そして記者の方々も数字を間違えずにきちんと公表することができますので、これは細かい数字などは紙で出していただければと思います。

東京電力増田CDO
そこ、、すいません、それについてはちょっとまたみんなで相談させてもらいますけれども、口頭で申し上げているということは、決して隠そうとしてる訳ではないんですよね、我々としては、それがその何かこう、よくないというふうにとらわれるのは、ちょっと意味が理解できないんですけれども。

おしどりマコ
その、口頭で読み上げておられるその、お手元の資料を公表してください。 と申し上げております。

東京電力増田CDO
いや、読み上げているしす資料だけではダメな理由はなんなんでしょうか?

おしどりマコ
??

東京電力岡村氏
ロードマップ会見でまとめてお示ししていました、2月末の物ですけれども、それに類似したですねやり方をさせていただこうと考えていましたけれども、ご意見としてしっかり受け止めたいと思います。 分かりやすい説明をするというのが我々の使命ですので、口頭でなく書類に入れるべきという意見に付きましてはご意見として賜りたいと思います。

おしどりマコ
よろしくお願いします。 あの、過去の、、。

 

東京電力岡村氏
取りまとめをしようと思ってますので。

 

おしどりマコ
はい、過去の内部調査の時は毎日そこでも紙資料で出していただけておりましたので、少し情報公開が後退しておりますので以前と同じようにして頂ければと思います。

 

東京電力増田CDO
それが情報公開の後退にあたのでしょうか?

 

おしどりマコ
はい。 それは当たります。

 

東京電力増田CDO
え、そ、そうなんですか。

 

おしどりマコ
過去、日々速報で紙資料で出していただいてたものを、それがい今は出てきておりませんので。

 

東京電力増田CDO
いや!出して、、口頭に変わっているかも知れませんが、出しているとは思っているんですけども。 そこもやっぱり情報公開の広大なのでしょうか?

 

 

 

おしどりマコ
はいそうです、聞かなければ出てこないというのは情報公開の後退です。質問しなければ出てこない、そちら側からお示しいただけていない、というのは情報公開の後退だと思います。 で、あのその最大被曝線量ではなく。 東京電力の社員の方が何人か。 協力企業が何人か。 計画被曝線量がいくつか。 何時から何時までの作業実績か。 という情報を日々速報でお出しいただいておりました。 そしてそれが、毎回いろんな方々が質問しなければでてこなくなっているというのは情報公開の後退だと思います。

 

 

東京電力広報
ご意見頂きましたので。

 

東京電力増田CDO
はい。

 

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