ダストモニタ高警報発生、でもまた機器異常?
まぁ警報発生時の午前3時、というのは、福島第一での作業は何もしていないので、
作業に伴うダストの舞い上がりは無いだろうけど。
けど、敷地境界付近はとても汚れていて、ダンプが通ったことによるダストの舞い上がりでの警報発生は実際にあったしね。
あと、こんなに機器異常が多いのなら、敷地内のダストモニタと同様に、
2台同じものを横に並べて設置する、というのも一つの方法だと思うな…
警報発生して、機器異常、と判断しても、
「ガンマ核種分析を行った結果、人工核種および天然核種ともに検出されませんでした。」
ちゃんと分析結果のND値も公表して、と要望しているのに、全然反映されません。
以前はきちんと、測定をしたらND値も一斉メールの中に入っていたのだけれど。
東京電力の情報公開はとても後退しています。
原発事故を取材する記者は減り、注目している方々も減りました。
「せめて、以前、東京電力が公開していた情報の形式くらいは継続してほしい!」
と会見で要望しても、以前の形式を知る記者さんは少ないので、
東京電力も「検討します」の聞き流し。
知ること、そして知りたいと思う方々が多いこと、それはとてもパワーになります。
知りたがりが増えますように。
(警報発生3:44、第一報5:30、続報8:37)
【東京電力ホールディングスからのご連絡】福島第一原子力発電所のモニタリングポストNo.8付近連続ダストモニタ高警報発生について(続報1)
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東京電力ホールディングスからのご連絡
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報道関係各位
本メールは、事前に「深夜・早朝における連絡先」の登録のお申し込みをいただ
いた方にお知らせしています。
○8月22日、当該ダストモニタ「高警報」が発生した際に使用していたろ紙について、
ガンマ核種分析を行った結果、人工核種および天然核種ともに検出されませんでした。
なお、念のため、当該ダストモニタの交換を予定しております。
○本メールには返信できませんのでご了承ください。
<お知らせ済み>
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○8月22日、午前3時44分頃、福島第一原子力発電所のモニタリングポストNo.8付近に
設置している連続ダストモニタにおいて、放射能濃度が上昇したことを示す
「高警報」(警報設定値:1.0×10^-5Bq/cm3)が発生しました。
○また、「高警報」発生後、当該ダストモニタの指示値は、警報設定値以下まで低
下していること、当該ダストモニタ以外の発電所構内ダストモニタおよびモニタ
リングポストの指示値に有意な変動がないことを確認しています。
○なお、「高警報」が発生した時刻に、1号機原子炉建屋カバー解体・がれき撤去
作業、3号機原子炉建屋オペレーティングフロア上での作業、および当該ダスト
モニタ周辺でダストを舞いあげるような作業は行っていないことを確認しています。
○同日午前3時44分現在の風向および風速は以下の通りです。
風向:南(発電所構外から構内へ向かって吹いている風)
風速:2.4m/s
○現在、現場状況を確認中であり、状況が分かり次第お知らせします。
以 上