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東京電力のいい加減な回答にマコちゃんが裏をとり突きつけると、急に黙り込む

Byoshidori-makoken

4月 7, 2016
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2016年3月31日中長期ロードマップの進捗状況の会見

2016年3月31日東京電力
中長期ロードマップの進捗状況に関する会見

おしどりマコ
先ほどご説明の中で川村さんが、遮蔽をして将来的に有人作業。
という事をおっしゃっておられましたが。
それのスケジュールはだいたい何年後、というような目処はあるのでしょうか。


東京電力川村氏
あの、おそらく最初の有人作業というのはカバーを組み立てるような時になりますので、数ヶ月あるいは1年ちょっと先ぐらいになるかと思います。
すいません、具体的な工程まではまだできていません。


おしどりマコ
分かりました、カバー組み立て、、。
まあ早くて数カ月先という可能性があるということですか?
3号機オペフロは?


東京電力川村氏
そうです、その通りです。


おしどりマコ
わかりました。
それが3号機オペフロ南側の作業ということですね?
違いましたっけ?

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東京電力川村氏
そうです。
まずですから、目先は、遮蔽のための板を乗せていくという事のまず目先ですね。
これはほとんど無事にありますので。
人がそういう意味ではもう少し、抗体?を作ったりですねもう少し先になります。

 

 

おしどりマコ
分かりました。
では、数カ月先に有人作業の可能性があるという事で。
これは0.5mで、コリメートでは無い測定。
というのは何故されてないんでしょうか?

 


東京電力川村氏
ん?


おしどりマコ
5mでの測定はコリメートではなく0.5mですよね?


東京電力川村氏
あ、0.5mのコリメートというのは。
まあコリメートは9ページのところにありますけれども。
床からの物をしっかりと見たいというのでその、コリメート。


おしどりマコ
存じております。


東京電力川村氏
その5mというのは床だけではなくて、周りもありますので。
そういったものも含めて、バックリと。
という事で全体を少し見るような感じになってますね。

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おしどりマコ
存じております。
ですので、5mと冷点0.5mとコリメートの物と、そうではないものという事で。
まあなかなか有人作業に関するもの、参考になるものとして。
人がいる高さでの5mではなく、人が居る高さでのコリメートではない測定というのは、なぜないのか?
という質問です。


東京電力川村氏
人が居る高さをイメージしたのはですね、先程も少しご説明しましたが、10ページ目のところですね。
あの、こういった人をイメージしてしてですね。
個人線量計を持った、こんなようなものを作って、これ1.2mぐらいのところで、、、と思います。
これは、遮蔽とかをしつつですね。
今は、ですから、この状態で遮蔽をしない状態で、人がいるということはあり得ませんから、そういった事は測定してもあまり意味のない数字になりますね。


おしどりマコ
はい、それもご説明で伺ったのですが。
「人がいる高さでコリメートしていないメッシュでの測定は、数カ月先だけれども、今回しなかった」
という事なんですね?


東京電力川村氏
ええ、あのこの状態で人が行くっていう事が絶対あり得ませんので測定していません。


おしどりマコ
それも存じているのですが。
わかりました、すいませんちょっと質問の趣旨が伝わらなかったようで。
もういいですわかりました、ありがとうございます。
えー、ではHTI 建屋の漏洩について伺いたいのですが。
「廃炉汚染水対策現地調整会議」には、今回資料が出て。
今回の「中長期ロードマップ」にはHTI 建屋の漏洩の資料がない。
というのは何か理由があるのでしょうか?
ダストモニタ警報の発生遅れ。
などは先月両方に資料を報告されておられましたので。


東京電力川村氏
えーとですね、申し訳ありません。
もしかしたら違うかもしれませんが、詳細な理由というよりも、現場チックなのが現地調整会議で。
少しその中期的、計画的に進めているようなやつが、中長期のロードマップ。
という、そういうような向きがあるような気がしますが。
ごめんなさい、これは個人的な感覚になってしまいます。
明確な理由は分かりません。


おしどりマコ
わかりました、今後、東電本店の会見でHTI 建屋の漏洩についての報告は出るのでしょうか?
今日出るものと思っていましたので。
昨日の「廃炉汚染水対策現地調整会議」には、公表され。
本店会見での「中長期ロードマップの進捗状況」ではないということで。
それの明確な理由が分からない。
というのは少し疑問なのですが。

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東京電力岡村氏
あの、本件につきましては、先程川村の発言にも関係しますけでも、いわゆる現場チックな話ですが、トラブル関連ですね。
機器が故障したとか、そういったところの対策、原因究明と対策こういったものについては、個別に現地調整会議等で説明させていただいてるというのが常です。
で、本件につきまして原因調査を含めて今後対策に入っていきますが、その状況についてはまた会見等でご説明して参りたいと思っております。


おしどりマコ
分りました、その現場と計画的なもという棲み分けがあるという事で。
すいません、先程の質問と重なるのですが。
モニタリングポスト7近傍付近の連続ダストモニタの警報の発生遅れなどは、中長期でも現地調整対策会議でも、両方公表をされているのですが。
それは計画的なものと現場チックなものとの棲み分けには当たらないと思うのですが。
これは何か理由があるのでしょうか?


東京電力岡村氏
あの、ひとつの目安というふうに考えていただければ幸いです。
モンタリングポストとは非常に発電所の安全確保のために重要な機器でございまして、そういったもののトラブル、後はヒューマンエラーも含まれておりましたけれども。
そういったものは、少しトピックス的にロードマップでも挙げさせていただきましたが、原則は先ほどのような、、で参りたいと思います。


おしどりマコ
わかりました。
では質問の回収なのですが、HTI 建屋の上において、表面線量・空間線量などは、まだ発表されてないと思うのですが。
これはいつ公表されるのですか?
あの、私が調べきれてなかったら申し訳けないのですが。


東京電力川村氏
はい、はい、あの、先週ご質問いただいて私がちょっと手元に持っていなくてお答え出来なかったやつですね。
このHTIのところの線量当量はですね。
回収前の最大値という意味で0.8mSv/h
回収した後の最大値ということで0.35mSv/h
回収がというのはもしかしたら売れる前ということなのかもしれませんが。

おしどりマコ
ありがとうございます。


東京電力川村氏
それで、もう1つは回収作業での計画線量のご質問もいただいていて、この回収に関わった人数は29名で、個人の最大の方で0.17mSvということでした。


おしどりマコ
ご回答ありがとございます。
では、過去の漏洩事象の公表割合・公表状態を全てチェックしましたが。
2014年までは漏洩の際、報道宛のメールに漏洩した水の表面線量、1cm線量当量率と、70μm線量当量率を記載されておられました。
ですが現在は建屋内で漏洩があった際に表面線量率を同時に公表されないという情報公開の後退があるのはどうしてでしょうか?


東京電力川村氏
すいません、確認します。
2014年ですね。


おしどりマコ
はい、2014年まではRO内でもアルプス内でも建屋でもどこでも漏洩があれば一報、ニ報、続報のどこかに表面線量率が記載されておりました。


東京電力岡村氏
はい、1cmセと70μの違いでございますけれども。
もちろんおしどりさんがよくご存知の通りに。
タービン建屋、それからキュリオン、サリーなどのですね。
ガンマ線が強いようなところについては、比較的ガンマ線を主題に、それから建物の上に上がりましてROですとかアルプスですとか、そういったところはストロンチウムが主体になっていた段階がございましたので、そういったところは70μ、β線の表現をさせていただいた時期がございます。
あの今回はHTI建屋、サリーの近辺、キュリオンの系統水ですので、ガンマが主体という事でデータが隠れてしまいますけれども、そういった表現の仕方をしております。


おしどりマコ
ありがとうございます。
ご丁寧におかむらさん、ありがとうございます。
あの、ご説明は存じているのですが。
質問の趣旨は、ガンマ、ベータで出してくれ。
という事ではなく。
過去はこちらが質問しなくても第一報、第ニ報に表面線量を公表されていたのに、なぜ現在は翌日の会見でも情報が出てこなかったのかという質問です。


東京電力岡村氏
ちょっと繰り返しになりますけれども。
そういった主体的な情報という意味で。
特段その情報を落としているだとか簡略化している。
そういうつもりはございませんので、今後ご意見として受けたまわりまして、あの今回はこのガンマ主体のキュリオンの内包水というふうにご理解いただければと思います。


おしどりマコ
わかりました。
あと、K排水路について伺いたいのですが。
前回月曜日の会見で他の新聞記者さんから。
「東京電力はいつからK排水路の汚染を把握していたのですか?」という質問がありました。
「半年ぐらい前から」というふうにご回答をされていて、まぁ結局確認をするということですが、それはご確認されたのでしょうか?


東京電力岡村氏
そちらに付きましてはですね、事故の報告書等にもございますけれども、まあ2月頃というような表現でございます。
えーと、具体的な日にちまでは、確認できておりませんけれどもその時の内容として2月頃に把握をし、それからカンパニーの中で増田以下の中で、具体的に問題認識に至ったというのが11月ごろというふうな時間軸になります。


おしどりマコ
2014年2月ごろに把握をし、問題認識が11月で公表が2015年2月というケーススケジュールですか?
すいません確認ですが。


東京電力岡村氏
はいその通りです。


おしどりマコ
わかりました、私がK排水路の測定値について質問をし出したのは2013年です。
そして、東京電力御社が規制庁にK排水路の測定値を新規採取点として、資料として挙げたのは。
2013年11月の測定が第一報です。
それは東京電力御社も認めておられるんですが、2013年11月の測定の汚染を把握したのが2014年2月ということですか?

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東京電力岡村氏
あの、排水路の線量の変化に付きましては、不定期的にサンプリングをしていたのは実態であって。
特段その降雨等によって測定値が跳ね上がる。
といいますか濃度が高くなる。
そういった事象をしっかりと認識し始めたのが、2014年2月ごろという、まあ実務者間でのレベルですけれども。
それ以前はサンプリング的にですね採って報告していたというのは実際です。
そういったのは報告書の中に記載させていただきます。


おしどりマコ
2014年2月の測定でも不定期な測定で降雨による汚染という測定ではありませんでした。
すいません、2013年から規制庁にご報告されているK排水路の測定値を見ております。
なおかつ2014年6月の段階で、東京電力の定例会見にて
「K排水路の測定値を公表してくれ」
という要望に関して回答者は白井さんでしたが。
「K排水路に関して測定していないので、今の段階で知らせる値はない。」
という回答をいただいているんですね。
この2月ごろの把握というのは、どこでどの程度把握されていたのですか?
2014年その4ヶ月後には「測定はしていない」という記者会見での回答でしたので。


東京電力岡村氏
あの、当初の記者会見の回答もさることながら、時系列は確認さして、整理させていただければと思いますが。


おしどりマコ
分かりました。
整理してよろしくお願いします。
あともういってん労働関係のご回答を頂きたいのですが。
東京電力御社が集計して公表されている労働災害。
「労災」は、労基署で扱っている「労災」と違う意味であると。
具体的に言えば敷地内、免震重要棟内で階段から足を滑らして、大腿骨骨折で1ヶ月の入院をしたけれども、翌日以降に救急車搬送されたという事で。
まあ、これは公表している労災事象にはあたらないと。
通報公表基準には当たらない。
というご回答を以前にいただいたのですが。
それもその状態を福島県と共有しているかどうか。
ということについてご確認いただけましたでしょうか。


東京電力岡村氏
はい、その件も本社会見でご質問いただいた件でございますので岡村から回答させていただきます。
福島県の方の通報基準につきましても同様でございます。
あの、繰り返しになりますけれども労働災害と若干異なって、福島第一の作業環境、まあ非常に厳しい状況もございますので、特に作業に直接起因したような怪我ですとか、そういったものにスコープしまして、フォーカスしまして。
そちらを伝えさせていただいておると。
例えば、現場からあがりまして免震棟ですとか、あるいは入退域管理場、そういったところでの歩行中の不測怪我ですとか、そういったところにつきましては、直接起因の作業ではないというふうに考えております。


おしどりマコ
はい、でも公表対象として作業中に躓いて転んで手首を骨折した場合、昨年3月ですが。
アルプス内でつまずいて転倒し全治3ヶ月のケガ、これは6月です。
など作業に起因していないつまずいたりした怪我。
まあ今回と同様なものも敷地内から救急車で搬送されれば労災通報基準に当たり、労災報告をされておられる。
ということなんですね。
ですので、そのご説明は当たらないと思うのですが、まあその様な考え方を福島県と共有していますか?
という質問の回答は、「していない」という事なんですか?


東京電力岡村氏
えーと、もう一度申し上げます。
今、通報公表基準の中で先ほどのような考え方で、意思疎通が取れていると認識がございます。


おしどりマコ
確認はされたのでしょうか?


東京電力岡村氏
あの、確認しております。
現地の対応の人間と確認を取っております。
それからもう一つ誤解がございますのが。
アルプス内、そういった所でつまずいて転倒。
これはアルプスの現場にですね作業をしに行った時の怪我でございます。
それは、作業中の行為という風に判断させて公表させていただいております。


おしどりマコ
なるほど、わかりました。
朝礼で倒れた場合も通報公表基準に当たるとして、公表されていますか?
これは作業に起因するものですか?
朝礼に向かうために敷地内を歩いていたときも公表されておられますか?
倒れた場合。


東京電力岡村氏
直接的には関係ないと思いますが。
例えば現場に則して。
朝、現場に出ていてその、現場の例えば配管ですとかポンプの周りで、最終ミーティングをやる場合があります。
そこは朝礼というふうに称するのであれば、それは作業に入ります。


おしどりマコ
はい、なるほど。
ちなみにその、東京電力御社が。
「労働災害すべてを公表しているわけではない」と。
「免震棟内でつまずいた場合でも公表しないケースがある。」
という事を私自身は福島県庁の安全対策課の廃安協労働安全衛生部会担当の労災を話し合っている、議論されているところに確認しましたが。
「その考え方は共有していない」
というお答えでしたが。
どこに確認されたのでしょうか?
敷地内での全治1ヶ月。
いわき共立病院に入院するような怪我。
もちろん労基署で労災扱いされているものですので、集計対象だと思っていた」というご回答だったのですが。
福島県の県庁のどこに同じ考え方だとご確認されたのでしょうか?

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会見中気づくと左下の福島広報部にいた記者の姿は見当たらない。

 

東京電力岡村氏
ちょっと今、ご発言といいますか、ご意見の中で「集計」という意味合いでその労災を集計するという行為と。
それからあの、福島第一の発電所から発電所の作業に起因する怪我が発生して通報連絡すると。
それが少し混乱しているような所もございます。
県のご担当官もそのお聞きのなり方によっては、それは誤解されている可能性もありますけれども、我々の通報連絡の方向性といいますか、ルールとしては一定のものを共有されているというふうに考えております。


おしどりマコ
はい、すいませんちょっと私も質問で両方混ぜてしまいましたが。
両方もちろん聞いております。
通報公表基準にも当てはまるものと。
そして御社が年度ごとに取り纏められている、労災事故の発生件数にも入っているもの。
というご回答でした。
そして、前々回からずっと質問しておりますが。
通報公表基準に入るのですか?
という事も含めて私は東京電力御社に質問しております。
年度ごとにとりまとめておられる労災事故件数に入るのか?
という事も含めて私は東京電力本社に質問しております。
そしてご回答として。
「通報公表基準にはあたらない」と。
「年度ごとに取りまとめている労働災害事故にも当たらない」
というご回答をいただいております。
「労基署で、扱っている労災をすべて公表して、すべて取りまとめているわけではない」
というご回答をすでに白井さんからいただいております。
あの、すいません私、一方の、、。


東京電力広報
あの、質問はご簡潔にお願いします。
すいません。


おしどりマコ
ありがとうございます。
司会の方に主旨が伝わってなくても、恐らくご回答される方には伝わっていると思いますので。
すいません、通報公表基準に関しても年度ごとに取りまとめている労働災害件数に関しても。
両方東京電力御社にも福島県にも確認して、質問しております。
混同している訳ではありません。


東京電力岡村氏
ご質問という形で終わってるのかも知れませんが。
我われとしては繰り返しになりますけれども、福島県と共有できていると思っておりますが。
確認は再度してみたいとは思いますけれども。
今のような労災と福島第一の怪我人というところ。
それから通報連絡のルール。
この辺が少し今混乱しているかのように考えられますので、一回整理したいと思いますけれども。


おしどりマコ
はい福島県庁にも確認した際両方とも聞いております。
でもう1度質問の繰り返しですが。
東京電力御社は私が質問しましてから、福島県庁のどこに、どこの部署にご確認されたのでしょうか?
考え方を共有していると。
この意見はお答え頂けますか?
たぶんこの1週間以内のことだと思いますので。


東京電力岡村氏
現地の連絡担当官、担当者のほうに確認しておりますのでそれも含めてちょっと整理します。


おしどりマコ
分かりました、よろしくおねがいします。

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